概要
機動救急警察ハイパーレスキューに所属する技術部長で、ゴウの父親。ドライブヘッドの制作者のひとりであり、西園寺とは大学時代の親友同士でラグビー部でも一緒だった。公私混同しないスタイルを摂っており、「父さん」呼びするゴウを「任務中は技術部長だ」と訂正し直している。息子とは良い親子関係であり、「バカバカ」と言いつつ、友達と撮った変顔の写メを送られて来ようが苦笑できるくらい良好である。一方で妻の久美子とは現在もラブラブでデレデレな面があったり、デートでバイキングの全メニュー制覇と豪語し、目的のためなら真っ直ぐ突き進むマイペースさはゴウと精神面が似たり寄ったり…と言うかシッカリと受け継いでいたりする。自宅からの通勤はゴツい4DWを運転。
ドライブヘッド計画の発案者である亡父乗太郎の影響で技術屋になった様だが、繊細で緻密なドライブギアを完全解析するどころか、一から再現する事も出来なかった。父の夢を現実させ、息子が機体に搭乗、体現して見せたのを感慨深げになる時もある。
通常は機械全般の製作、整備の総責任者ではあるが、ハード面だけでなく緊急停止プログラミングを短時間で構築させる技術を持ち合わせ、機動救急警察本部に留まり作戦の指揮も執る場合もある。ワーカホリックなためか、自宅にも戻らず本部の整備工場に居続け夢中で仕事をする事もあり、これが原因で妻が同級生と旅行に出掛けたのを家出をしたと勘違いし、自宅で一夜を明かす嵌めに陥る。ゴウ達が夏休み中は本部でバイパーの簡易的な修理をレクチャーしていた。黒江田隼も組織が違えどAIに関しての見識が深いと見込んでブラックチップに関する解析を依頼している。レスキューブルチェーンソーの製作に携わる助言は極力控えていたが、出場で必要とする際の判断は指示している。
年に1度本格的な登山紛いのハイキングでダムの点検放水を見学に行くのが定番らしく、子供の体力では少々無理がありすぎなためにゴウはこの時期ばかりは難色を示し、ダムの様々な蘊蓄を披露してもいる。メインスタッフ達も年中行事はこの時期が来れば認知している。
妻との恋人時代のデート先もダムの点検放水見学だった様で放水を見ながら食べるお弁当は格別だったと話している。
カッパ山での大規模山野火災で火災旋風による危機に陥ったゴウ達を救うべく、完成したばかりのファイヤートラックを現場まで駆けつけ、そのままトランスポーターを運転し火災現場まで直行、タイガにシンクロ合体する様に指示(実際に判断を下したのは宗像チーフ)。飛び火した場所の消火に湖水をハイパーツインレスキューキャノンの爆風を利用する事も提示、34話でのブラックチップによるトランスポーターガイア01の暴走には03を遠隔操縦してホワイトクリスタルホープを支援したが、偽ドライブヘッドのシンクロ合体キメラが本部ビルを襲撃してきた際にも応戦するもスペックが第1世代をも上回っている事に驚愕し、ガイアの胴体を貫かれてしまう。陽動で引き返してきたジェットストライカーが飛び蹴りで偽ソニックキメラを破壊した時は繊細な機器を台無しにされ嘆いていた。
関連タグ
車田ゴウ…息子
車田久美子…妻
車田乗太郎…父親