概要
機動救急警察ハイパーレスキューが所有するサポートビークルのひとつ。可変ウォーカービークル『レスキューバックドラフト』の補助を目的としたコンボイタイプの8輪仕様(前部6輪、後部2輪)巨大放水車。巨体かつ重量級でありながら火災の海をも突破する耐火性能に加え、エアタンクとトレーラー側面に設置された3基のタンクブースターにより高速走行での移動が可能。ソニックジェットと同様に遠隔操作によるAIは内蔵されているが、ハイブリッド自動車が停止する強力な電磁波の影響下では人が直接乗り込んで操縦するスペースは確保されている。
シンクロ合体する事でレスキューバックドラフトブースターキャノンとなるが、ソニックインターセプタージェットバーニアンの合体訓練データの蓄積や、受領前倒しでシステムが完成していなかった事も影響し、ロールアウト後もブラッシュアップの為にレスキューヘリコプターよりも遅延してしまう。それだけにジョーはタイガに完璧に仕上げるから期待して欲しいと語っている。
その言葉通り大規模山野火災で火災旋風に巻き込まれる危機に陥ったゴウ達を救う切り札として登場し、実機テストも無いぶっつけ本番のシンクロ合体を一回で成功させている。これは日頃からシミュレーションをし続けたタイガの努力の賜物である。
出場の際はカーフォーム形態のドライブヘッドと同じ機動救急警察本部の専用通路から高速幹線道路へと通過しての発進となる。
暫く経過した後、実働データからバックドラフトがブレイブバックドラフトへと強化改修されてもシンクロ合体は以前と変わらず合体可能である…が、最近は合体せずに装備だけを素のまま装着させる場面が多くなる。
見た目の容姿だけで判断すると大砲やミサイルなど重火器を搭載した車だが、歴とした緊急車両である。
基本データ
全高:4.304m
全長:12.237m
全幅:5.229m
重量:13.940t
※『NEXT~』より抜粋