概要
CV:藤原啓治→津田健次郎(2期/代役)※藤原氏が病気療養中の為
身長190cm、体重88kg
ウォールマリア南のシガンシナ区の駐屯兵団に所属していた兵士。
エレン、ミカサ、アルミン達とは彼らが幼い頃から交流があり慕われている。
妻が流行り病を患った際に、エレンの父・グリシャに助けてもらったことがあり、その恩を返すことを望んでいる。
まだ平和だった頃は、兵士でありながら勤務中の昼間から仲間と酒を飲んだくれるという不真面目な態度を見せては幼いエレンから糾弾される頼り無さだったが、超大型巨人の出現時は、アルミンの知らせを受け、危機に瀕したエレンらの元へ、立体機動装置を用いて誰よりも早く駆けつけた。
その際、上記の恩を返さんと一度は単身巨人へ立ち向かうものの、間近で見た巨人の威圧に恐怖を感じた彼は戦うことを断念。エレンの母・カルラの言葉に従い、カルラを捨て置いてエレンとミカサを抱えて逃げるに至った。
後にエレンからそのことを酷く責められた際には、「自分の勇気の無さ」を涙を流して詫びた。
その後も駐屯兵として勤務を続け、エレンらが新兵である現在、トロスト区駐屯部隊長にまで昇格している。
今もエレンらとの交流は続いており、親を失ってしまった彼らに負い目を感じつつも、彼らのことを自らが親の様に見守り、時に強く背を押している。
エレンがライナー・ブラウン等に拉致された際には、酷く落ち込んでいたミカサとアルミンを励まし、奮い立たせたその後エレン奪還に同行し、逃走するライナーたちを追跡する。
鎧の巨人の反撃に巻き込まれて倒れたエレンとミカサの前にカルライーターが現れた際は彼らを守り、5年前の勇気のなさを感じさせない姿で、果敢に立ち向かうも鎧の巨人の妨害によって他の兵士たちの援護が受けられず、奮闘空しくエレンの目前で食われて戦死した。
しかし、追跡中に心に誓っていた「命に代えてもエレンを助ける」という決意を全うした彼の死は、エレンが座標の力を発動するきっかけの一つとなり、また、ハンネスをはじめとする、奪還作戦で戦死した兵士たちに人類存続の功績を与えることが、エレンの新たな戦う理由となる。
シガンシナ区に勤務していた時の他愛のない平穏な生活を愛し、あの日常を取り戻すために戦うことを誓っていた。
エレンからは「まやかしの平和」だと思われていたが、今の自分よりも「あの頃の役立たずの飲んだくれ兵士でよかった」と述べていた。
pixivの投稿作品では中の人ネタが多い。