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EH500の編集履歴

2011-03-12 02:23:51 バージョン

EH500

JR貨物に在籍する2車体連結8軸方式の交直流電気機関車

ニックネームは『ECO-POWER 金太郎』。製造元は東芝府中事業所。1997年に試作機(900番台)が落成、2000年に量産機(0番台)が落成して以降増備された。


外観上の特徴

2車体8軸の車体構造のほかにも、製造時期ごとに900番台(試作機)・1~2号機(1次車)・3~9号機(2次車)・10号機以降(3次車)に分けられており、3次車がいちばん車体における赤の面積比率が高い。

また、車体にはニックネーム通り金太郎のイラストが描かれている。


開発の経緯

老朽化したED75の代替と首都圏~五稜郭間における機関車付け替えの省略を目的に開発した。もともとはEF500を量産化しようとしたが、軸重が重すぎたり機器が複雑になったため、さらに東北本線の藤田~白石間および十三本木越えや青函トンネルにおける勾配対策のため国鉄EH10形以来の2車体連結8軸方式で開発することになった。また、JR貨物自体が第二種鉄道事業者【他社の線路を借りて列車を運行する鉄道事業者】であるため、線路使用料をケチるために2車体連結仕様となった(単機の重連だと2両分の線路使用料を払わなければならないため)


所属および運用

交流区間では50/60Hzどちらでも運行可能なため、仙台総合鉄道部(旧長町機関区)と門司機関区に配属されている。

2011年3月現在で73両在籍(900番台1両、0番台72両)


仙台総合部所属機(900番台1両・0番台60両)は、山手貨物線・武蔵野線東北本線IGRいわて銀河鉄道青い森鉄道津軽海峡線で運用されているが、交直流機関車であるにもかかわらず、交直切り替え駅である黒磯駅からの運用(すなわち交流区間のみの運用)が多い。


門司区所属機(0番台12両)は、幡生操車場から北九州貨物ターミナルまたは福岡貨物ターミナルまでの区間限定で運用しており、EF81重連による関門トンネル越えの代替機および福岡貨物ターミナルまでの1300t列車牽引機として活躍している。そのため門司区所属機には青函トンネル用のATCを搭載していない

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