概要
アイン、エイム、アイニ、ハボリュムとも呼ばれる。ソロモン72柱の魔神の1体で、26の軍団を指揮する序列23番の地獄の大公爵。
蛇、額に星を2つ付けた人間、猫の3つの頭を持った人間の姿で召喚者の前に現れる。毒蛇にまたがり手に火のついた松明を持っており、その松明で城砦や都市に火を放つ。あらゆる方法において人を賢明にし、隠された物事に対して真実を教えてくれる。
フレッド・ゲティングズは、松明と3つの頭からこの悪魔をエジプト神話に由来するものと推測しており、猫の頭を持つバステトとの関係があることを言っている(エジプトはイスラエルと宗教的価値観を別とし、敵対関係であった時代もあったため)。しかし実際姿形がバステトに類似しているところが少ない。(wiki引用)
創作での扱い
女神転生シリーズ
『デジタル・デビル・ストーリー女神転生Ⅱ』のみに”邪鬼”アイン名義で登場。姿は”地霊”サレオスの色違いの、棍棒を持った赤紫のリザードマンという姿だった。アギラマを得意とする。(『真・女神転生20XX』のアインとは異なる。)
足洗邸の住人たち。
H.N.「火竜ノ高師(モーウッド)」、中央の七支柱第三軍の副団長「破壊公爵」。コラン・ド・プランシーの「地獄の辞典」のアイムの挿絵に似た顔の男の姿で、肩に猫と蛇を載せている。燃やす対象に見合った炎しか生み出せなかったが、リミッターが外れたことにより物語を大きく動かす。