概要
「CODE OF THE DUELIST」にて登場する攻撃力2500・光属性・サイバース族のリンクモンスター。
OCGではリンク4である為、モンスター4体という重い召喚条件であるが、プロキシー・ドラゴン等のリンクモンスターを使う事で最低2体でのリンク召喚も可能である。
モンスター効果のバウンスは条件付きではあるが、同名カードに縛られていないため、リンクマーカーの位置に合わせて蘇生や帰還でリセットできれば再使用が可能である。更に、2体並べられれば、バウンス効果はフリーチェーンで2度使用可能。
自分の墓地の再利用も可能である他、相手ターンでも可能なので罠カードで蘇生したこのカードで相手のモンスターの展開を阻害する事もできる。
アニメでは
遊作(Playmaker)とリボルバーとのデュエルで登場。
1戦目のスピードデュエルにおいて、Storm Accessのスキルによって入手し、リンク召喚を行おうとしたものの、リボルバーの罠カードで引き分けに持ち込まれ、登場はお預けになった。
その後2戦目となるマスターデュエルでデコード・トーカーとエンコード・トーカーを素材にリンク召喚した(この際、素材となった2体がフィールドから離れたことでリボルバーが発動していたフィールド魔法「天火の牢獄」が自壊)。
が、攻撃で弾帯城壁龍を破壊するものの、次のターンででヴァレルロード・ドラゴンの効果により、コントロール奪取されてしまう。
さらにリボルバーの攻撃宣言によりPlaymakerを攻撃するも、彼自身が発動した通常罠「サイバネット・リフレッシュ」によって破壊されてしまった。一応、その後Playmakerのフィールドに蘇生されている。
エースやキーカードがデュエル内外で奪われるのは遊戯王主人公のカードとしてはよくあることだが、デュエル初登場かつ効果も発動していない状況で真っ先に奪われてしまったのは珍しい(スターダスト・ドラゴンの場合はすでに奪われていたという状況)。
登場の告知こそされていたが、オープニング映像以外では登場することがないまま彼が収録された次のパックが発売という(VRAINSの放送が変則だったのも含めても)スターダスト・ドラゴンよりも珍しい扱いとなった。
テキスト
OCG
リンク・効果モンスター
リンク4/光属性/サイバース族/攻2500
【リンクマーカー:上/左/右/下】
モンスター2体以上
(1):このカードがフィールドに表側表示で存在する限り1度だけ、
このカードと相互リンクしているモンスターの数まで、
自分または相手の、フィールド・墓地のモンスターを対象として発動できる。
そのモンスターを持ち主の手札に戻す。
この効果は相手ターンでも発動できる。
(2):このカードのリンク先のモンスターが、
戦闘で破壊された場合、または墓地へ送られた場合に発動できる。
手札からモンスター1体を特殊召喚する。
攻撃名「テンペストアタック」
ここでのテンペストは「Transient Electromagnetic Pulse Surveillance Technology」を指し、「電磁波盗聴」のこと。
テンペストアタックで「電磁波盗聴攻撃」となり、セキュリティー情報を不正に入手する暗号解読手法のことを意味する。
ファイアウォールという名前に反したような攻撃名だが、ハッカーであるPlaymakerのカードと考えると妥当な名称ともいえるか。
愛称
そんな強力モンスターの本龍だが、当該作副題登場回第12話ではえらい目に遭った…。否作品中でなくて配信担当者になのだが…。実は配信開始時の本副題は当初「鉄壁(てっぺき)の守護龍(しょごりゅう)ファイアウォール・ドラゴン」だった。…この副題を能く見て戴きたい。…何処か…可怪しくないか?と丸でクイズでも出されているかの様な"ミスタイプ"が発生しているのだ。このミスタイプから考えると、配信担当者は"かな漢字変換"を使用しているであろう事が容易に想像出来る。このミスタイプがネット上でその字面の丸さ愛らしさに人気を博し、遂には本龍の愛称とも相成った。それこそがこのしょごりゅうとはに現れている内容であるし、又各れはpixiv内でもこの愛称が定着する事も容易に想像可能である。