概要
北極海と北大西洋の間にある世界最大の島。地理的には北アメリカに属するが、デンマーク領で自治政府が置かれている。
大部分が北極圏に属し、全島の約80%以上は氷床と万年雪に覆われる。
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政治
長い間デンマークによる植民地支配が続いたが、物理的にも文化的にも離れており、独立を求める声が多く、1979年5月に自治政府が発足し高度な自治権を獲得した。
一院制の議会は31人の議員で構成されており、4年に一度住民からの直接選挙で選出され、解散が認められている。
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地理
北アメリカ大陸の北、北極海と北大西洋の間、カナダの北東で、大半が北極圏に位置する世界最大の島である。
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経済
主要産業は漁業とその加工業で、これらのみで輸出の87%を占める。
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歴史
西暦6世紀頃、シベリアのモンゴロイドがグリーンランドまで居住域を広げた(エスキモー)。
西暦10世紀頃、アイスランド在住のヴァイキングがグリーンランドを発見・移住したが、16世紀までにそれらの定住地は消滅した。
18世紀にはキリスト教布教などを目的にヨーロッパ人による再上陸が行われデンマーク領となったが、第二次世界大戦中にデンマークがナチスに占領され、アメリカ合衆国に保護された。
そのため独自性が強まり、1953年に植民地から海外郡に昇格。1979年以降は自治領となっている。
1985年にはデンマーク領ながらECから離脱している。
→ 詳細は「wikipedia:グリーンランドの歴史」を参照。
交通
最も重要な交通手段は航空機である。
船舶による旅客と貨物の輸送は、片道80時間かかる往復路線が週1便あるだけである。
陸路の整備は困難で、島内の都市間を結ぶ陸路はない。
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