どうのつるぎ(銅の剣)とは、スクウェア・エニックスのRPG『ドラゴンクエスト』シリーズに登場する武器。
解説
名前通りに銅で作られた剣。銅をそのまま金型に流し込んで鋳造されただけの、赤銅の簡素な量産剣で、公式からは「切れ味はあまり良くないので重さで叩き斬る武器」と説明されている。大きさはさほど大きくなく、ショートソード程度の片手剣であると推察できる。なお元々は青銅製の設定で、FC版1~3の説明書にもしっかり書かれていたのだが、いつの間にか青銅製という設定は消え、銅製の武器となってしまった。ちなみに名称が「せいどうのつるぎ」ではなかったのは文字数の都合である。
ドラクエシリーズの「定番武器」の一つで、DQ1から登場している。最序盤で手に入る武器の中では250〜300Gというそれなりな高値で登場し、それに見合ったそこそこの威力もあるため、次の大物である「はがねのつるぎ」が手に入るまで活躍してくれる、まさに“初心者の味方”という武器。下級武器とはいえ、こんぼうやひのきのぼう、たけのやりといった武器とは一線を画す攻撃力があり、これ一つで10〜15ダメージ出せるようになるため、序盤のザコ戦で苦労することがなくなる。
ただし、あくまで「最序盤では無敵」という話で、先述通り「はがねのつるぎ」をはじめとした前半のメインを張る武器が登場してくると、そのまま別のパーティーメンバーに譲られるか売られるかの二択となる。