概要
トランスフォーマーの秘密を知る英国貴族、エドモント・バートン卿の執事を務めるトランスフォーマー。ヘッドマスターという珍しい種族であり、他のトランスフォーマー達と違って小柄で人間サイズではあるものの、体格の勝るクロスヘアーズの指をへし折って投げ飛ばすほどの怪力の持ち主。更に口の中には小型ミサイルを内蔵している。ヘッドマスターはビークルモードへの変形能力を持たない為、カーチェイスのシーンではシルバーカラーのアストンマーティン・DB11や赤のマクラーレン・570Sを運転した。
普段は執事らしく落ち着き払っているが、自らを「ソシオパス」と称するようにバートン卿がトランスフォーマーと人類の歴史に関して語るのに合わせてBGMやコーラスを流そうとしたり、ケイドらを乗せた潜水艦・アライアンスを追跡するTRFをかく乱する為に自らを魚雷発射管より打ち出してTRFをきりきり舞いさせ、行きがけの駄賃に魚を捕まえて調理し「最後の晩餐」と称してケイドらに寿司を振る舞うなど数々のエキセントリックなシーンを見せた。
また、ヴィヴィアンに悪態をついたケイドに逆上して飛びかかり首を絞め上げるといった粗暴な面もある。そのためケイドからは「多重人格者」「やばいニンジャ執事」と呼ばれている。
玩具
実写映画シリーズ初のヘッドマスターでありながら劇中ではヘッドオン(合体)を披露しなったが、玩具では囮車両として使われたアストンマーティン・DB11をベースとした架空の自動車がボディに変形し、頭部に変形したコグマンとヘッドオンする。ただし、廉価版の玩具ではヘッドオンギミックを持たない単独で変形するロボットとして定義されている。