概要
\フゥゥォォォオオオオオオオーンッ!/
エルシャダイに登場する、堕天使の一人(ボスキャラクター)。
水をモチーフにしたエリア、第5階層(7面)のボスとして登場。使役獣は巻貝。
イーノックから人間界の事を聞かされ続けた為に、人間に興味を抱き堕天した。特に同性同士の友情に興味を持っており、この経緯から一方的にイーノックの親友を自称している。
天使だった頃はイーノックを凌ぐ格闘の達人だったそうだ。
堕天した時のダメージによって声を失ったため、『フゥゥォォォオオオオオオオーンッ!』という独特な叫び声(まるでクジラの鳴き声)しか上げられない。
どこぞのヴィジュアル系ダンサーよろしく派手な衣装を着て踊っており、堕天使の代名詞ともいえる鎧「ウォッチャースーツ」を着ていないことが多いが、これはスーツの形状が嫌いなことと、堕天のダメージが他の堕天使達より軽いため、着なくてもある程度生きていけることが理由である。
彼と戦う場所は、コンサート会場のような場所。道中に貼られたポスターには『アルマロス 神への反逆GIG』と書かれており、やたら人間の文化を意識している。コンサートを開いている理由は、タワー内の人間の魂を送るための儀式……と言われているが、何回も参加しているファンの魂がいることから建前の可能性が高い。
彼の取り巻きと戦うボス戦前半戦ではカメラを独占したり、画面を自らの体や顔で隠してプレイヤーの操作を妨害するというメタな事をやらかす。その間、プレイヤーが操作するイーノック含めザコキャラは背景と化す。
後半戦では、他の堕天使同様にウォッチャースーツを着た彼と戦う。水の玉の弾幕をスプリンクラーのように撒き散らした後、ムーンウォークなどで撹乱しながら間合いを詰める戦い方をする。
(ムーンウォーク中に攻撃するとカウンターを喰らうので邪魔をしないように)
ルシフェルに凄く嫌われているが、これにはかなり深い理由がある。
堕天使達の堕天の試みはかなり昔から行われており、ルシフェルの時間を戻す能力によって何万回も阻止されてきた。神もルシフェルも成功などしないだろうという認識だったが、本来は堕天しないはずだったアルマロスが加わったために成功されてしまう。このイレギュラー(何万回も見た堕天の光景と違う要素)によって、堕天使7名を取り逃がしたルシフェルは、神から責任を取らされる形で地上に派遣され、365年かけて堕天使達の隠れ家を探し回るハメになる。
そういった鬱憤が募った結果がコレ →ルシフェルさんマジ鬼畜
また、イーノックもアルマロスに地上の素晴らしさを教えたことで、彼に堕天を決意させてしまった事に責任を感じており、ルシフェルを手伝うと共に調停役を担うこととなった。
アルマロスの堕天のダメージが軽い理由は、仲間のアラキエルが命を懸けて新参のアルマロスを受け止めたためである。(この行為によってアラキエルは寿命を失い、イーノックがタワーに到達した時にはすでに死亡していた。)
ちなみに、彼のネフィリムは巨大なクラゲのような姿をしており、他の堕天使のネフィリムと違って温厚な性格とされる。……と作中では説明されるが、これはそう解説したルシフェルの間違い(もしくは嘘)であり、実際あのネフェリムはアラキエルの魂を取り込んで一体化したアラキエルネフェリムである。(アルマロスが倒された後も、存在し続けていたのはそのため)。アルマロスの住む第5階層を構築したのもアラキエルである。
イーノックとアルマロスとの交戦中、イーノックが目を離した隙に、冥界の王ベリアルが案内役の少女ナンナを冥界に引き込んでしまう。「良い奴」であるイーノックは戦いを放棄し、ナンナを助けようとして冥界に飛び込む。もともとベリアルの狙いは最初からイーノックだった。
アルマロスはイーノックを止めようとするも手が届かず、自信の目の前で友を失うことになる。イーノックにもう会えない事を嘆いていた所を、ルシフェルに諭され(というか、そそのかされ)、一時的にアークエンジェルの力を借りて冥界でイーノックを探すことになる……居眠りしているベリアルの目を盗んでようやく見つけたのは、すっかり闇に染まったダークイーノックだった。
裏設定では、天使(グリゴリの所属ではない)だった頃のアルマロスは陽気でまじめな僕っ子であり、元々は堕天には反対していたと言う。
ねんどろいど…デフォルマイスタープチのシークレット。みんなの予想は当たっていたかな?