概要
様々な器具・トレーニングにより、筋肉をつけること。
また、その筋肉のつき具合を採点する競技のこと。
古来より肉体美を競う発想はあったが、現在のボディビルはドイツのユルゲン・サンドウによって提唱・整備された。
競技において重要なのは、単純な筋肉の大きさではなく、「美しさ」を競う点にある。
筋肉の形、キレ、全体のバランスなど、採点ポイントを挙げればきりがない。
この採点の際、審査員の注目を引くために、観客がかける声がある。
- 「キレてる」 筋肉のシャープさがいい感じに出ている、という表現。「~番キレてるよ!」など。
- 「デカイ」 筋肉の塊がでかい。
- 「バリバリ」 皮膚がバリバリっとしている様子。
- 「板チョコモナカ」 板チョコのような腹筋。
- 「背中が鬼の顔」 背中の筋肉が盛り上がっている。
- 「冷蔵庫」 ガッチリしている様子。
- 「飛べそう」 背中の筋肉が盛り上がっているので、飛べそう。
ポージング
筋肉をよく見せるためにポーズが定められている。
大会においては、主催団体が定める「規定ポーズ」を取った後、各々自由に見せる「フリーポーズ」に移行する。
- ダブル・バイセップス
いわゆるムキムキポーズ。ボディービルを知らない人にも良く知られている。
観客に向くときは「~フロント」、背中を見せる時は「~リア」と付く。
- ラット・スプレッド
背中の筋肉を広げることで、いかに均整がとれているかを見せる。
- サイドチェスト
二の腕の太さ、胸板の厚みが強調される。
- サイドトライセップス
上腕三頭筋の大きさが強調される。
- モストマスキュラー
上半身のたくましさが最も強調されるポーズ。
団体によっては規定ポーズに入っていない。
ボディビル経験のある著名人
- アーノルド・シュワルツェネッガー(俳優、政治家)
- アニマル浜口(プロレスラー)
- 三島由紀夫(作家)
- 小渕恵三(政治家)
- 春日俊彰(お笑い芸人)
- 草野仁(アナウンサー、司会者)
- なかやまきんに君(お笑い芸人)
- ぶるうたす(お笑い芸人)
- ビリー・ヘリントン(ゲイポルノ男優)
- KBTIT(ゲイポルノ男優)
関連タグ
ボディビル - 2017年現在、こちらのタグ登録の方が多い。