概要
東京都渋谷区に位置する小田急線の駅で、各駅停車のみ停車する新宿駅の次/一つ手前の駅である。500m先にJR代々木駅がある。
1927年(昭和2年)に千駄ヶ谷新田として開業。一時期は小田急本社前を名乗っていた。
新宿駅とは800mしか離れていないため、利用者はここ10年で4000人前後と少ない。
小田急線上の駅では長らく足柄駅に継ぐ全70駅中ワースト2位の乗降数だったが、2017年6月に小田急が公表した1日平均乗降者数でついに足柄駅にも抜かれワースト1位に転落。これにより小田急の乗降者数1位と最下位が隣り合うというある意味すごい構図になってしまった。
世界レベルで乗降数1位を誇る駅の隣にはローカルな駅があった。
しかし駅のすぐ近くには山野美容専門学校があるため、小田急沿線在住の学生には需要が高い駅である。
かつては代々木ゼミナール代々木校ビルもあったので同じくそこの生徒にはありがたい場所だったが、2008年に建てられた代ゼミタワーはこの駅の北側(住所は変わらず渋谷区代々木だが代々木駅からは少し離れた)に移った。
また2015年(平成27年)の春まで駅にほぼ隣接する場所に銭湯があった。
駅構造
相対式2面2線の地上駅。
但し、改札はホームの下にある。
利用状況
- 2016年度(平成28年度)の乗降人員は、3,782人である。
- 2015年度(平成27年度)までは足柄駅より多かったものの、2016年度(平成28年度)に当駅が利用者減少、足柄駅が増加した事で小田急で最も利用者が少ない駅になってしまった。
年度 | 乗降人員 |
---|---|
2010年度 | 3,665人 |
2011年度 | 3,676人 |
2012年度 | 3,688人 |
2013年度 | 3,850人 |
2014年度 | 3,788人 |
2015年度 | 3,815人 |
2016年度 | 3,782人 |