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プロトタイプサイコガンダムの編集履歴

2017-12-01 18:11:11 バージョン

プロトタイプサイコガンダム

ぷろとたいぷさいこがんだむ

MRX-007プロトタイプサイコガンダムとは、メカニックデザイン企画『M-MSV』に登場するモビルスーツ。

機体説明

型式番号MRX-007。

ガンダムMk-Ⅱを完成させたティターンズが、同機をベースに「ジオンと連邦の技術を融合させ最強のガンダムを開発する」というコンセプトに基づき開発した試作型モビルスーツ

ジオン公国軍から接収したサイコミュシステムとその周辺機器の検証を行うテストベッドとしての意味合いが強く、火器管制システムや機体制御システムはジオン系のそれを踏襲する。

機体の制御・火器管制はサイコミュによって行われるが、操作系統の切り替えによりマニュアル操作も可能。


試験段階であったサイコミュシステムとそれによるオールレンジ攻撃能力を有し、ジェネレーター直結型メガ粒子砲を装備するなど高い攻撃力を有する。

だが、ムーブバルフレームはガンダムMk-Ⅱのそれの流用であり、加えて機体各部に露出した動力ケーブルやサイコミュ搭載の為に大型化したバックパックによる機体重量増など、モビルスーツとしての完成度は高い物とは言いがたかった。

しかし、攻撃機として優秀なその機体特性から、本機の開発計画はモビルフォートレス計画と統合され、サイコガンダムの誕生に繋がる事になった。


なお、機体は模擬戦中が暴走し、パイロットごと機体を破壊する事で事態の収拾が図られるなど、サイコガンダムの『呪い』とも呼べる系譜はこの機体から既に始まっていた。

また、破壊された機体と同一の物かは不明だが、ロック・ホーカーの「χ(カイ)プラン」に回された機体は、『n_i_t_r_o(ナイトロ)』システムのテストベッドとして改修が重ねられている。


機体データ

型式番号MRX-007
所属ティターンズ
建造地球連邦軍工廠
生産形態試作機
頭頂高19.3m
本体重量77.4t
全備重量110.9t
出力3,700kW
推力81,100kg
センサー有効半径11,300m
装甲材質チタン合金セラミック複合材
武装
  • 拡散メガ粒子砲
  • 有線サイコミュ式腕部ビーム砲×2

武装

拡散メガ粒子砲

胸部中央部に搭載された拡散ビーム砲。

同様の武装はサイコガンダムシリーズの代名詞として後継機にも受け継がれているが、プロトタイプサイコガンダムのそれは一門のみ。更に発射後10秒間は機体が行動不能になるという極めて不安定な物であった。


有線サイコミュ式腕部ビーム砲

前腕部サイコミュ・ハンドに装備されたビーム砲。ジオングと同じく前腕部を分離し、有線操作によるオールレンジ攻撃を行う事が可能。

ただし、地上で使用した場合は直線的な動作しか出来ないという欠点を持つ。


バリエーション

プロトタイプサイコガンダム大型化試作機

漫画『機動戦士ガンダムΖΖ 悪夢の戦場』に登場。型式番号MRX-118/MRX-008。

ジオングの設計をベースに、後のサイコガンダムと同様のサイズにスケールアップした試作モデル。可変機構の導入のためにメインフレームが制作された段階で開発が中止されたらしいが、詳細は不明。一説には、ムラサメ研究所で開発された「冷蔵庫」ことサイコガンダム試作8号機と同一の機体であるとされている。

開発の中止とパイロットの死亡を契機に月の裏側に廃棄されたが、無人の筈の機体がパイロットの残留思念に応じるかのように再起動。同区域で行方不明になっていたアナハイムのテスト機体と共に、実戦テスト中だったプロトタイプΖΖガンダムと交戦。撃破された。


ザナドゥ

機動戦士ガンダムU.C.0096ラスト・サン』に登場。

『χプラン』でn_i_t_r_oシステムを実装した機体。グリプス戦役時にスタートした同計画の最初期に建造されたものだが、計画の統括責任者であるロック・ホーカーの手によって機体背面部のナイトロユニットのアップデートが長年続けられており、最終的に『外部装置が別体のモビルスーツとして成立する』程の大仰な機体として完成した(見た目としては二人羽織に近い)。

機体火力も増強されており、サイコミュ・ハンドには炸裂ボルト、ビーム・ガン、Iフィールド・ジェネレーターからなるサイコミュ・セスタスが追加され、戦闘行動の選択肢が大幅に増大。

更にナイトロユニットの腕部に相当する3連装ハイメガ粒子砲は、有線式のサイコミュ遠隔兵装としても使用可能。砲身先端からはビーム・ソードを発生させる事も出来る。

機体本体もナイトロユニットに搭載されたディフェンサーバインダーと、そこに搭載されたIフィールド・ジェネレーターにより背面・側面からの対ビーム防御能力が強化されている。

主なパイロットはゼナイド・ギャル。なお、プロトタイプサイコガンダム本体の他にもナイトロユニット側にもコクピットが設けられており、そちらには開発責任者であるロック・ホーカー自らが搭乗した。ただし、ゼナイド・ギャルⅡは実質上機体の制御ユニット同然の存在であり、ロックの指示通りに動くだけである。

最終的にはガンダムデルタカイガンダムGファーストによってナイトロユニットと本体が分断され、ナイトロユニットは撃破されている。


関連タグ

サイコガンダム ガンダムMk-Ⅱ

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