オジュタイ氏族
おじゅたいしぞく
氏族とは?
この項目における「氏族」とは、TCG『マジック:ザ・ギャザリング』の背景ストーリーの舞台となる次元(異世界)の一つであるタルキールにおいて、サルカン・ヴォルによって運命が再編された後のタルキールに存在する「氏族」と呼ばれる「龍王」の称号を持つ強大な龍によって率いられる五つの勢力のうちの一つである。
オジュタイ氏族の概要
オジュタイ氏族とは?
オジュタイ氏族とは、オジュタイ氏族の龍王であるオジュタイの群れの龍や、かつて「ジェスカイ道」を名乗りオジュタイと対立していたがオジュタイの元に下った人型種族の僧や神秘家からなる氏族である。
タルキールのほとんどの者が怖れや畏敬から龍王に従うのに対し、オジュタイ氏族は尊敬と
知識への欲求から服従する。
オジュタイ氏族においては、人型種族の者達は自身の短い寿命で学べる知恵には限りがあると認めているため、遥かに永い時を生きる龍を気高い存在であると信じ、「空智」として敬い、尊敬される空智の目にとまってより多くを学ぶことを目指している。
オジュタイの正説では自身の氏族を「氏族員を統べるもの」ではなく「世界の更なる理解へと導くもの」としている。そのため、彼らは導き手の知恵へと感謝を捧げることに重きを置き、オジュタイの教えや教義から逸脱した者は悟りへの誤った道を行き、教えを冒涜する「異端者」として迅速かつ冷酷な処罰を受ける。
(『プレインズウォーカーのための『タルキール龍紀伝』案内 その1』)(外部リンク参照)
オジュタイ氏族の理想と象徴
タルキールの各氏族は龍の一つの性質の相を氏族の理想を体現するものとして取り入れており、氏族の理想とする相を表す、龍の身体の一部を模した紋様を氏族の象徴として用いている特徴がある。
オジュタイ氏族の場合は龍の「狡知」の相を理想とし、「龍眼」を氏族の象徴として用いている。
ただし、かつて存在した同じく龍眼を象徴とする氏族、ジェスカイ道のそれとは少し異なった形の紋様である。
(『龍の氏族の象徴とカンの氏族の象徴』)(外部リンク参照)
オジュタイ氏族における価値観
空智の指導
オジュタイ氏族は龍を模範として年齢、知恵、そして肉体的な強さを重んじ、龍たちを栄誉ある存在「空智」と称している。
前述の通り、オジュタイ氏族の人型種族の者にとっては龍の師の目にとまることこそ偉大な達成と見なされている。中年に至る前にそれを得たという例はごく稀である。
龍王
オジュタイ
「お前は来るべき所へとやって来た。知るべきことは全て、私が知っている」
「学びたいと願う者へと、私は教えるであろう」
「オジュタイ氏族」の龍王。
オジュタイ氏族において最も古く、眼識に優れ、最も賢明なる教授者、「大師」たる者である。
偉大な師として知られるオジュタイは龍眼の聖域の彼の座において午後の長い時間を過ごし、霊的・知的な関心事について長々と述べており、その聴衆はほとんどは龍に限られている。
龍王としての姿が、「龍王オジュタイ」としてカード化されている。
(『大師の学徒』)(外部リンク参照)
(『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「龍王オジュタイ」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)
(M:TG Wikiにおける「オジュタイ」の項目)(外部リンク参照)