ギルドとは?
この項目における「ギルド」とは、TCG『マジック:ザ・ギャザリング』の背景ストーリーの舞台となる次元(異世界)の一つであるラヴニカに存在する「ギルド」と呼ばれる10の組織のうちの一つである。
アゾリウス評議会の概要
アゾリウス評議会とは?
アゾリウス評議会とは、ラヴニカの表向きの政府とされる高等判事団。
弁術士、拘引家などからなるラヴニカの法と秩序を司るギルドである。
彼らは自らを他の全ギルドの活動を調停し、管理する立場にあると捉えている。
(『プレインズウォーカーのための「ラヴニカへの回帰」案内 その3』)(外部リンク参照)
ギルドの色
ラヴニカの各ギルドはギルドごとに2色が割り当てられているが、
白青の2色がギルドの色として割り当てられている。
アゾリウス評議会の組織構造
三柱
ソーヴァ隊
司法を担当する。
ジェーレン隊
立法を担当する。
リーヴ隊
法の執行・実践を司る。
ギルドマスター(ギルド指導者)
アゾール
「我が名はアゾール、法をもたらす者」
「アゾリウス評議会」のパルン(創始者)。
ギルド間の抗争を防ぐための魔力による契約「ギルドパクト」と、ギルドパクトが破られた際に復元するための安全装置としてラヴニカの第10地区に「暗黙の迷路」を築いた人物である。
『ラヴニカ・ブロック』及び『ラヴニカへの回帰ブロック』でカード化されることはなかったが、
後にイクサラン次元が舞台となる『イクサラン・ブロック』の背景ストーリーにおいて姿を現わし、「法をもたらす者、アゾール」としてカード化されその正体がラヴニカ次元出身ではないプレインズウォーカーであったことが判明した。
(『太陽の向こう側』)(外部リンク参照)
(『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「法をもたらす者、アゾール」の壁紙ダウンロード)(外部リンク参照)
(あなたの隣のプレインズウォーカー ~第62回 その名はアゾール~ - | 晴れる屋)(外部リンク参照)
(M:TG Wikiにおける「アゾール/Azor」の項目)(外部リンク参照)
アウグスティン四世大判事
『ラヴニカ・ブロック』の時代における「アゾリウス評議会」のギルドマスター。
人間の男性。
『ラヴニカ・ブロック』の時代に起きたギルド間の激しい抗争によって命を落とした。
「アウグスティン四世大判事」としてカード化されている。
(M:TG Wikiにおける「アウグスティン四世大判事」の項目)(外部リンク参照)
イスペリア
『ラヴニカへの回帰ブロック』の時代における「アゾリウス評議会」のギルドマスター。
ラヴニカ・ブロックの時代以前より大判事のアドバイザーを務めていたが、ラヴニカ・ブロックにおける激しいギルド間抗争の後に自身を求める声に応えギルドマスターとなる。
『ラヴニカのギルド』の時代に新たなゴルガリ団のギルドマスターとなったゴルゴン、ヴラスカによって石化され命を落とした。
「不可解なるイスペリア」、「至高の審判者、イスペリア」としてカード化されている。
(M:TG Wikiにおける「イスペリア」の項目)(外部リンク参照)
ドビン・バーン
『ラヴニカの献身』の時代における「アゾリウス評議会」のギルドマスター。
ヴィダルケンの男性であり、カラデシュ次元出身のプレインズウォーカーである。
ラヴニカを狙うプレインズウォーカー、ニコル・ボーラスの計略によってイスペリア亡き後アゾリウス評議会の大判事に就任し、ギルドマスターの座に就くこととなる。
この次元での姿は「大判事、ドビン」、「法を築く者、ドビン」としてカード化されている。
(M:TG Wikiにおける「ドビン・バーン」の項目)(外部リンク参照)
他ギルドに対するアゾリウス評議会の態度
オルゾフ組
「彼等の金融規制工作員達は我々の重要な資金源となっています。ですが無論、我々には究極の客観性があります。彼等の慣習は不気味であり、その手段は過酷です。ですが彼等が法を順守する限りは問題となるものではありません」
ディミーア家
「我々の宿敵です。ラヴニカの全てがその存在を認めようとも、我々は表面上はその存在を否定し続けねばなりません。裏では、我々は彼等を常に妨害し、可能であれば彼等の計画を初期のうちに食い止めます。我々へとこれほどまでに直接害をなすギルドは他にはありません」
イゼット団
「価値ある資産です。イゼット団は第二のリーヴ隊のようなもの、評議会の手では不可能な法の制定をもたらしてくれます。彼等はまた我々の法の限界を興味深い、悪意なきやり方で調査してくれます」
ラクドス教団
「この哀れな魂達に差し伸べる手などありません。我々ができる最善の行動は彼等の行き過ぎを防ぎ、犠牲者を救助することです。いつの日か、彼等は不要の存在であると社会が見出す日が来るでしょう」
ゴルガリ団
「我々にとって最も理解し難いギルドです。とはいえ彼等は必要不可欠な目的の為に奉仕し、我々と少なからずの観念を共有しています。我々の方針は慎重な緊張緩和ですが、自己統治という彼等の慣例とともにそのギルドをよりよく理解できればと思います」
グルール一族
「我々の最大の挑戦にして最大の好機です。グルールの土地に法が行き渡れば、その非ギルド民達は法の支配のための最強の福音者となるでしょう。そしてグルールの土地を遊ばせておくことを決して許してはなりません」
ボロス軍
「我々がボロス軍へと耳をそば立てているうちは、彼等は評議会にとって不可能な、もしくは引き受けることのない法の施行の実行手段です。彼等が他のギルドの道具となった時は、それ以上の敵は存在しないでしょう」
セレズニア議事会
「議事会は概して法に従い、法を守り続けています。それが脅威となる時が来るかもしれませんが、目下のところは無害です――盟友ではないとしても」
シミック連合
「連合のこの新たな台頭は注視せねばなりません。彼等の正確さは称賛しますが、残酷で無秩序な混乱状態へとあまりに行きすぎることを許してはなりません」
関連リンク
アゾール(ギルドの創始者)
第10管区のラヴィニア(アゾリウス評議会代表の迷路走者に選ばれた構成員)
『マジック:ザ・ギャザリング』における白青の勢力繋がり
外部リンク
公式
『プレインズウォーカーのための「ラヴニカへの回帰」案内 その3』
『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおけるラヴニカ次元の紹介ページ
『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおける「至高の評決」の壁紙ダウンロード
背景ストーリー記事
関連動画
ラヴニカへの回帰ブロック
ラヴニカの献身