ギルドとは?
この項目における「ギルド」とは、TCG『マジック:ザ・ギャザリング』の背景ストーリーの舞台となる次元(異世界)の一つであるラヴニカに存在する「ギルド」と呼ばれる10の組織のうちの一つである。
イゼット団の概要
イゼット団とは?
イゼット団とは、本来ラヴニカの下水、給湯といった上下水道や、車道整備などといった公共事業を担うギルドである。
……しかし、彼らは「狂気すら感じさせる」と称される実験者の集団として知られる。
彼らは優れた知性を持つ反面、極めて不注意でもあり、マナの噴出や空間の裂け目を生み出す危険な魔法実験を、ギルドマスター、ニヴ=ミゼットの指示のもと繰り返している。
(『プレインズウォーカーのための「ラヴニカへの回帰」案内 その2』)(外部リンク参照)
ギルドの色
ラヴニカの各ギルドはギルドごとに2色が割り当てられているが、
青赤の2色がギルドの色として割り当てられている。
ギルドマスター(ギルド指導者)
ニヴ=ミゼット
「イゼット団」のギルドマスター。
御年15000歳(ただし、ラヴニカの1年は他の次元より短いともされる)。
イゼット団のパルン(創設者)にして、イゼット団創設以来イゼット団を率いてきた指導者である。
卓絶した知性を持つ反面、イゼット団の団章やシンボルを自身の姿を模したデザインとするほどに虚栄心が強く、気分屋の癇癪持ちという気難しい性格である。
「火想者ニヴ=ミゼット」、「竜英傑、ニヴ=ミゼット」としてカード化されている。
(M:TG Wikiにおける「ニヴ=ミゼット」の項目)(外部リンク参照)
他ギルドに対するイゼット団の態度
アゾリウス評議会
「アゾリウスはあらゆる法を自由に創造するが、自由そのものを知らぬ」
ボロス軍
「我が些細な爆発で都市の一区画をまっさらに、もしくは現実や時空間に穴をあけようとする度にボロスが現れては楽しみを台無しにしてしまう」
ディミーア家
「わかっておる、ディミーアの姿が見えぬ時ほど、あやつらは我らを見ておるのだと」
ゴルガリ団
「あやつらは死のように底がない。一匹の蟻を追いかけて巣を見つけたとしよう、だがその巣は地下に広がる住処の最小の表れに過ぎないのだ」
グルール一族
「礼を言おうぞ、グルールがあるからこそ我らはもはや実験室を破壊してくれるような自然災害を待たなくともよいのだからな。あやつらを防ぐべく入念な防護を施すか、そうでなければあやつらは我らが創造しようと望む全てを破壊しつくすであろう」
オルゾフ組
「進歩とは危険を伴うものだ。だがオルゾフと賭けをするならば、コイン以上のものを賭けることになろうぞ」
ラクドス教団
「この無分別な暴動狂どもは避けよ。ラクドスは、おぬしの身体の一部のみが招かれる饗宴のようなものだ」
セレズニア議事会
「セレズニアの狂信者達は犬と共に走り回り、過去の虚構を崇拝しておる。未来の驚異を受け入れれば、あやつらはより賢くなれるであろうに」
シミック連合
「シミックの独創性は称賛に値しよう、だがその創造物には魂と情熱が欠けておるな。あやつらは生命をいじくり回すふりをしながら、その発明へと真の生命を吹き込むという発想に欠けておるよ」
関連イラスト
関連リンク
ニヴ=ミゼット(ギルドの指導者)
ラル・ザレック(次元に縛られないプレインズウォーカーとなって尚、ニヴ=ミゼットに忠誠を誓う希有なイゼット団員)
『マジック:ザ・ギャザリング』における青赤の勢力繋がり
- イゼット団
- プリズマリ大学
外部リンク
『プレインズウォーカーのための「ラヴニカへの回帰」案内 その2』
『マジック:ザ・ギャザリング』公式サイトにおけるラヴニカ次元の紹介ページ