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ニヴ=ミゼット

にゔみぜっと

(画面奥の赤い竜)マジック・ザ・ギャザリングに登場する次元・ラヴニカのギルドであるイゼット団のギルドマスター。ここではイゼット団についても解説する。
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概要編集

卓越した知識を持つ齢1万5千を超える旧きドラゴン


傍からは雑多で無秩序としか思えないような様々な実験の指示を構成員たちに与え、すべての実験データを(失敗含む)回収している。それらはすべて、彼が中枢の座と呼ぶ遠大な計画のためであるのだが、その計画が何を目的としているのか、他の者には全くもって知る由もない。


気まぐれで癇癪持ち、また、イゼット団(The Izzet)の由来はニヴの本名Niv-Mizzetということから分かるとおり自己顕示欲も高い。



カード性能編集

火想者ニヴ=ミゼット編集

マナコスト(2)(青)(青)(赤)(赤)
カードタイプ伝説のクリーチャー — ドラゴン・ウィザード
パワー/タフネス4/4
能力飛行
あなたがカードを引くたび、クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。火想者ニヴ=ミゼットはそれに1点のダメージを与える。
(T):カードを1枚引く。

(Z→)90°-(E- N² W)90°=1


初登場はエキスパンション:ギルドパクトより。

正体不明なフレーバーテキストを持つ。

6マナクリーチャーにしてはパワーが控えめだがドローがそのまま火力となる。打ち消し呪文で守りながら居座り続けさせるとかなり脅威。

対戦相手にダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよいという特殊能力を付加するカード(知恵の蛇の眼など)と組み合わせれば無限ダメージコンボも。


竜英傑、ニヴ=ミゼット編集

マナコスト(2)(青)(青)(赤)(赤)
カードタイプ伝説のクリーチャー — ドラゴン・ウィザード
パワー/タフネス5/5
能力飛行
竜英傑、ニヴ=ミゼットがプレイヤー1人にダメージを与えるたび、あなたはカードを1枚引いてもよい。
(青)(赤):クリーチャー1体かプレイヤー1人を対象とする。竜英傑、ニヴ=ミゼットはそれに1点のダメージを与える。

彼は自分を刺激することのない精神や、そうしようとして爆発することのない精神には容赦がない。


ラヴニカへの回帰ブロックにて再登場。

ドローとダメージの手順が逆になったため上のコンボは不可能となる代わりにドロー能力は1ターンに複数回起動できるようになる。

ちなみに竜英傑と書いてドラコジーニアスと読む。なんでニヴ様までアレ発病させているのですか!?


パルン、ニヴ=ミゼット編集

マナコスト(青)(青)(青)(赤)(赤)(赤)
カードタイプ伝説のクリーチャー — ドラゴン・ウィザード
パワー/タフネス5/5
能力この呪文は打ち消されない。
飛行
あなたがカードを1枚引くたび、クリーチャー1体かプレインズウォーカー1体かプレイヤー1人を対象とする。パルン、ニヴ=ミゼットはそれに1点のダメージを与える。
プレイヤーがインスタントかソーサリーである呪文を唱えるたび、あなたはカードを1枚引く。

2018年発売のエキスパンション『ラヴニカのギルド』にて3枚目のカード化。

今回はフレーバーテキストこそ無いが、打ち消されない、飛行、カードドローによるダメージ、インスタントかソーサリーが唱えられることによるドローと入れるスペースが無いのも納得する多数の能力を持つ。


誘発型能力の1番目の方は火想者ニヴ=ミゼットのものに戻っている。強力なのが2番目の方で、対戦相手の除去呪文に対してカード・アドバンテージとダメージが確定するものになっている。能力によるドローでカウンターカードを引き込めればそれで除去を打ち消してさらにドローをしダメージを与え…と言った具合に多大なアドバンテージへと繋がりうる。6マナ5/5と、除去できる呪文が限られている基本スペックもありがたい。


問題となるのはマナコスト。(青)(青)(青)(赤)(赤)(赤)と色拘束が凄まじく厳しいのがネック。ほぼ青赤デッキ専用と言えるため、3色以上のデッキでは採用を見送られるのもやむ無しと言えるだろう。


ニヴ=ミゼット再誕編集

マナコスト (白)(青)(黒)(赤)(緑)
カードタイプ伝説のクリーチャー — ドラゴン・アバター
パワー/タフネス6/6
能力飛行
ニヴ=ミゼット再誕が戦場に出たとき、あなたのライブラリーの一番上からカードを10枚公開する。その中から、色2色の組1組につき、ちょうどその2色であるカード1枚を選ぶ。選ばれたカードをあなたの手札に加え、残りをあなたのライブラリーの一番下に無作為の順番で置く。

背景ストーリーの山場となったエキスパンション『灯争大戦』でまさかの全色カード化。

戦場に出た時にライブラリーを10枚公開し、そこから2色の組み合わせ計10種の多色カードを1枚ずつ手札に加えるというド派手な能力を持つ。

戦場に出るだけで最大10枚のハンド・アドバンテージを得ることができる…とあるが10枚そのままドローできるなんてもはや果てしなく低い確率である。5色均等にデッキに入っているという都合の良い展開もなく、ゲーム進行に必須な土地カードは基本的は無色扱いなので公開したものの中に含まれているとハズレとなる。

とはいえ、4回殴れば相手を倒せるサイズ+回避能力持ちとそこそこゲームを決めるスペックはあり、さらにうまくいけばハンドアドバンテージを稼げる能力はうまく噛み合えば活躍できるスペックを持つ。


これを中心にすえたコントロールデッキが5色ニヴ=ミゼット(5Cニヴと呼ばれることも)である。様々な色の組み合わせの2色カードを採用し、序盤は除去やPWで妨害、そして時が来たらニヴ=ミゼット再誕で手札を補充しながら勝負を決める。

スタンダードでは少数止まりだが、下の環境(過去セットのカードも使えるフォーマットの俗称)では活躍の場も増える。ラヴニカのギルド・ラヴニカの献身と合わせた「ラヴニカ三部作」以外の多色推奨セットのカードも遠慮なく使用できるので、場に出た時のドロー効果でより強力なカードを持ってくることができ、より多彩な多色特殊地形で安定した運用が可能となっている。


関連タグ編集

MTG ラヴニカ ドラゴン(MTG)

部下→ラル・ザレック


ラヴニカへの回帰』時代のギルドマスター編集


外部リンク編集

プレインズウォーカーのための「ラヴニカへの回帰」案内 その2





















(Z→)90º-(E-N²W)90ºtの解編集

一見すると意味不明はフレーバーテキスト

実は暗号であり、

N²をNN

()の中の文字を90度回転させると


N   M

I -  I   t = 1

V   Z

Z

E


つまり自身の名前

いかにもニヴ=ミゼットらしいフレーバーテキストである。


また計画は大体があまりにも回りくどいが大体がラヴニカの未来を憂いた物であるものが多く、初登場時もネフィリムの撃退をし、ラヴニカへの回帰での暗黒の迷路の開催を提案、ニコル=ボーラスによる侵攻時も命を賭けてラヴニカを守り、最終的に復活してでもラヴニカを守るために尽力した。ウルザと同じく常識に囚われなさすぎる人物である。

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