人物説明
ラジアは超然として人を寄せつけなかったが、オレリアは前線にあって戦いを呼び掛ける。
――「戦導者オレリア/Aurelia, the Warleader」のフレーバーテキストより
「最も大きな犠牲を払うのは、常に無辜の人々です。私はそこに燃えがらの精霊達と共に赴き、ラクドスとグルール、ディミーアの者達を最後の一人まで焼き払いたいと心から思うのです。とはいえギルドに属さないラヴニカ市民達は何世紀にも渡って、比較的平和に生きてきました。以前、その地は全域がアゾリウスの管轄にありました。ですがギルドパクトが破壊された時......」 オレリアの声は次第に小さくなっていった。
ラヴニカ次元のギルド、「ボロス軍」の『ラヴニカへの回帰ブロック』から『ラヴニカのギルド』の時代におけるギルドマスター。
ボロス軍のパルン(創設者)として創設以来ボロス軍を率いていた前ギルドマスターである天使、ラジアが『ラヴニカ・ブロック』の時代に起きたギルド間の激しい抗争によって死亡した後にギルドマスターの座を継いだ「フェザー」の通称で知られる天使ヴィンレンを「不名誉な天使である」として追放しボロス軍の新たなギルドマスターの座に就いた。
法律家達のギルドであるアゾリウス評議会が管轄下に置いていた第九地区が『ラヴニカ・ブロック』の時代に起きたギルド間の激しい抗争によってアゾリウス評議会に放棄されると共に、反社会的なならず者達のギルドであるラクドス教団とグルール一族の侵入によって抗争状態に陥ったことを、
「ラヴニカの汚点、ボロスの汚点、そして私の魂の汚点」
「私はそれを清めたいと切に願っています」
と語るなど実践的な正義を望んでおり、そのために何千年も続いてきたボロス軍の攻撃計画に対し、
・兵員の大規模召集を可能とする戦略的配備
・それぞれオレリアの信頼する助言役によって率いられる各々の任務に特化した部門「戦域」を創設し、命令系統の上部を分割する
などギルドマスターへの就任以来大規模な改革を進めている。
語録
『ラヴニカへの回帰ブロック』
『ラヴニカへの回帰』
『ギルド門侵犯』
- 「まずは一兵卒として戦わねばなりません。あなたの統率者としての力量はそこで見極めます。」――オレリアからギデオン・ジュラへ(ボロスの精鋭/Boros Eliteのフレーバーテキストより)
- 「思いやりと慈悲を実践しなさい。ですがそれを打ち切るべき時も把握しなさい。」(ボロスの魔除け/Boros Charmのフレーバーテキストより)
- 「私はかつて、オブゼダートが行動に移ったのを見たことがあります。あの日以来、私は感謝しているのです。彼らがおおむね怠惰であり、死者であることを。」――オレリアからギデオン・ジュラへ(無慈悲な追い立て/Merciless Evictionのフレーバーテキストより)
『ドラゴンの迷路』
- 「正義が下されるとき、下僕はその主とともに焼き払われるでしょう。」(敵への処罰/Punish the Enemyのフレーバーテキストより)
- 「敵の無知に情けをかけている暇はありません。吹き飛ばしてやりなさい。」(戦導者のらせん/Warleader's Helixのフレーバーテキストより)
『ラヴニカのギルド』
- 「剣の訓練も盾も、私の祈りもいりません。あなたの心に真実を持ってサンホームのために戦うのです。」(戦いの覚悟/Gird for Battleのフレーバーテキストより)
- 「私は主戦論者ですが、その私ですら議事会と戦争を始めることはお勧めしません。」(力の報奨/Bounty of Mightのフレーバーテキストより)
- 「信頼が崩れ落ちているからこそ、我々は正門を開け放たねばなりません。」(ボロスのギルド門/Boros Guildgateのフレーバーテキストより)
カードとしての能力
『ギルド門侵犯』
戦導者オレリア/Aurelia, the Warleader
カード名 | 戦導者オレリア/Aurelia, the Warleader |
---|---|
マナ・コスト | (2)(赤)(赤)(白)(白) |
カード・タイプ | 伝説のクリーチャー — 天使(Angel) |
パワー/タフネス | 3/4 |
能力 | 飛行、警戒、速攻 |
戦導者オレリアが各ターン最初に攻撃するたび、あなたがコントロールするすべてのクリーチャーをアンタップする。このフェイズの後に、追加の戦闘フェイズを加える。 |
『ラヴニカのギルド』
正義の模範、オレリア/Aurelia, Exemplar of Justice
カード名 | 正義の模範、オレリア/Aurelia, Exemplar of Justice |
---|---|
マナ・コスト | (2)(赤)(白) |
カード・タイプ | 伝説のクリーチャー — 天使(Angel) |
パワー/タフネス | 2/5 |
能力 | 飛行 |
教導(このクリーチャーが攻撃するたび、パワーがこれよりも小さい攻撃クリーチャー1体を対象とする。それの上に+1/+1カウンターを1個置く。) | |
あなたのターンの戦闘の開始時に、あなたがコントロールしているクリーチャー最大1体を対象とする。ターン終了時まで、そのクリーチャーは+2/+0の修整を受け、それが赤であるならトランプルを得て、それが白であるなら警戒を得る。 |
関連イラスト
関連タグ
戦導者オレリア 正義の模範、オレリア(カード化名義)
『ラヴニカへの回帰ブロック』時代のギルドマスター
- 至高の審判者、イスペリア/Isperia, Supreme Judge (アゾリウス評議会/The Azorius Senate)
- 竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogenius (イゼット団/The Izzet)
- 暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots (ラクドス教団/The Cult of Rakdos)
- ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lord (ゴルガリ団/The Golgari)
- セレズニアの声、トロスターニ/Trostani, Selesnya's Voice (セレズニア議事会/The Selesnya Conclave)
- 幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council (オルゾフ組/The Orzhov Syndicate)
- ディミーアの黒幕ラザーヴ/Lazav, Dimir Mastermind (ディミーア家/House Dimir)
- 怒れる腹音鳴らし/Borborygmos Enraged (グルール一族/The Gruul Clans)
- 戦導者オレリア/Aurelia, the Warleader (ボロス軍/Boros Legion)
- 首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana (シミック連合/The Simic Combine)
『ラヴニカのギルド』時代のギルドマスター
- 万面相、ラザーヴ/Lazav, the Multifarious(ディミーア家/House Dimir)
- イゼット副長、ラル/Ral, Izzet Viceroy(イゼット団/The Izzet League)
- ゴルガリの女王、ヴラスカ/Vraska, Golgari Queen(ゴルガリ団/The Golgari Swarm)
- 正義の模範、オレリア/Aurelia, Exemplar of Justice(ボロス軍/Boros Legion)
- 不和のトロスターニ/Trostani Discordant(セレズニア議事会/The Selesnya Conclave)