概要
ラヴニカ[のギルドの1つ、セレズニア議事会の中心的存在である3人1組の[[ドライアド]]の女性。
前回ラヴニカブロック背景ストーリーで命を落とした議事会の合唱者の後任指導者。
ただし、そのどちらもあくまで自然そのものの顕現であるとされている神秘的意識“マトセレズニア”の代弁者であって最高権力者ではない。
上半身は人間に近い外観だが、下半身は木になっており、この部分で3つの身体が1つに繋がった姿をしている(イラスト)。元々は長女シィム、次女セス、三女オーバからなるドライアドの3姉妹であったのだが、長らく交信が途絶えていたマトセレズニアと接触したことで、セレズニア再興の使命を託されて1つの存在となり、新たな名前を名乗るようになった。
カード性能
セレズニアの声、トロスターニ
マナコスト | (緑)(緑)(白)(白) |
---|---|
カードタイプ | 伝説のクリーチャー — ドライアド |
パワー/タフネス | 2/5 |
能力 | 他のクリーチャー1体があなたのコントロール下で戦場に出るたび、あなたはそのクリーチャーのタフネスに等しい点数のライフを得る。 |
(1)(緑)(白),(T):居住を行う。(あなたがコントロールするクリーチャー・トークン1体のコピーであるトークンを1体戦場に出す。) |
タフネス偏重のP/Tと居住を行なう起動型能力を持つ。居住でトークンを増やせばそれにライフ回復が誘発するため、ひとたび能力が回りだせばボードとライフの両面でアドバンテージを稼ぎ出せる。
ただし、単独でフィニッシャーとなることができないのが悩ましい。速度よりもアドバンテージ重視向け。
不和のトロスターニ
マナコスト | (3)(緑)(白) |
---|---|
カードタイプ | 伝説のクリーチャー — ドライアド |
パワー/タフネス | 1/4 |
能力 | あなたがコントロールしている他のクリーチャーは+1/+1の修整を受ける。 |
不和のトロスターニが戦場に出たとき、絆魂を持つ白の1/1の兵士・クリーチャー・トークンを2体生成する。 | |
あなたの終了ステップの開始時に、各プレイヤーは自分がオーナーであるすべてのクリーチャーのコントロールを得る。 |
エキスパンション:ラヴニカのギルドの新バージョン。セレズニアらしくクリーチャーやトークンを並べることに秀でたデッキとの相性がよい。
クリーチャーに定評ある緑を含む多色5マナというマナ・コストのわりに素のP/Tが低いものの、1/1のトークンを2体引き連れてくるので合計3/6、さらに自身の能力でトークンそれぞれが強化されるので合計5/8という高いマナレシオになる。さらに一度に3体展開できるため単体除去を撃たれてもトークンは残こるので、除去にも強い。
1番下の能力はコントロール奪取呪文を使われたときの対策専用。相手のデッキを選ぶとはいえコントロール奪取呪文への高い耐性を与えてくれる。さすがに奪われて生け贄に捧げられると帰還はできないが、生きてさえいれば必ず帰ってきてくれるのはありがたい。
余談だが、召集能力を推奨するカードとして作られ、呪文を召集するたびに+1/+1カウンターを置く能力を持っていたが、このデザインは多くの問題点を抱えていたので今の形になったということがプレビューの際に語られている。(外部リンク参照)
関連ページ
『ラヴニカへの回帰』時代のギルドマスター
- 至高の審判者、イスペリア/Isperia, Supreme Judge (アゾリウス評議会/The Azorius Senate)
- 竜英傑、ニヴ=ミゼット/Niv-Mizzet, Dracogenius (イゼット団/The Izzet)
- 暴動の長、ラクドス/Rakdos, Lord of Riots (ラクドス教団/The Cult of Rakdos)
- ゴルガリの死者の王、ジャラド/Jarad, Golgari Lich Lord (ゴルガリ団/The Golgari)
- セレズニアの声、トロスターニ/Trostani, Selesnya's Voice (セレズニア議事会/The Selesnya Conclave)
- 幽霊議員オブゼダート/Obzedat, Ghost Council (オルゾフ組/The Orzhov Syndicate)
- ディミーアの黒幕ラザーヴ/Lazav, Dimir Mastermind (ディミーア家/House Dimir)
- 怒れる腹音鳴らし/Borborygmos Enraged (グルール一族/The Gruul Clans)
- 戦導者オレリア/Aurelia, the Warleader (ボロス軍/Boros Legion)
- 首席議長ゼガーナ/Prime Speaker Zegana (シミック連合/The Simic Combine)