『機動戦士ガンダム第08MS小隊』の同名キャラについては、アイナ・サハリンの項へ
概要
※この記事は.hack//G.U.の重要なネタバレが存在します |
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「じゃあ女神様に、私の病気が治るようにお願いしようかな...」
「女神様のお名前は――?」
声:榎本温子
オーヴァンのプレイヤー「犬童 雅人」の実妹である少女。白いロリータ・ファッションの服を着込んだ青髪の魔導師の姿をしている。
.hack//G.U.における意識不明者となった最初の犠牲者にして、悲劇にも電脳生命体「AIDA」に初の遭遇を果たしてしまった人物。
オーヴァンがAIDA「Triedge<トライエッジ>」の襲撃により感染した瞬間に居合わせており、そのままAIDAに操られた彼が放った三つの斬撃によって『The World R:2』における最初の未帰還者となっている。
そのためプレイヤーを失い、抜け殻となったPCボディだけが「創造主の部屋」に安置されていた。
しかしPCボディにさえもAIDAは憑りついて操るようになり、しばらくの間「The World」を放浪していたため、当初ハセヲ達からは”AIDAを纏う謎の少女の幽霊”として認識されていた。
物語の終盤、コルベニクが真の死を迎えたことで発動した『再誕』によって元凶たる「Triedge」も滅び去り、現実世界のアイナも無事に意識を回復する。
だが、彼女を待っていたのは一人犠牲となり生死をさまよう最愛の兄と、偽装情報により事件の真実を闇に葬り、兄を世紀の大犯罪者として仕立て上げる運営会社の残酷な現実だった――。
AIDAを通じて今回の事件を垣間見ていた彼女は、どうしようもなかった事と知りつつも当初は兄である雅人を昏睡状態にしたハセヲに対し、やり場のない激しい怒りをぶつけてしまっていた。
しかし望の叱責や励まし、そして”「再誕」のリスクを知りつつも、一人の妹の為に全てを犠牲にしたオーヴァンを唯一認められる存在”であることをハセヲから諭され、泣き崩れながらも立ち直るのであった。
そして、彼女にオーヴァンが託した「黄昏の碑文」の原文。それは、CC社が全力を尽くしても成し得なかった究極AI、アウラの降臨をもたらすこととなる。
リアル
犬童愛奈
普段は人見知りが激しく、感情を表に出すことは少ない12歳の少女。
両親を既に亡くしていたため、兄である雅人は同時に唯一の肉親でもあった。
現在の医療では治療の難しい難病にかかっており、定期的に手術を行わなければいけないためドイツの病院に入院している。そのために雅人と離れて暮らしており、『The World』で会うことを楽しみにしていた。
しかし、突如発生したAIDAによりすべてを奪われてしまうこととなる。
未帰還者となってしまったために予定されていた手術を受けることができず、雅人は意識を取り戻させて手術を受けさせるために独自に方法を探っていた。
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