トラの中でも希少な種、それが私、マルタタイガーだ。ルターと呼んでくれ。
奇跡の獅子として、みんなに大切にされてきたが、私の内面を見てもらえずつらい時もあった……
だが、同じ境遇のルビーと出会い、ともに普通の女の子になりたいと願いながらがんばっているよ。
概要
CV:森下由樹子(アプリ版)
1910年ごろにアメリカ人宣教師が中国で一度見て以来、その存在は未だに確認されていないという
幻の青い虎・マルタタイガーのフレンズ。
アプリ版
愛称はルター。所属グループは百獣の王の一族。
常に青いバラを一輪携えているクールなイケメン女子。
いつも周囲をドキドキさせる言動をしているが、本人はいたって普通に接しているだけと天然ジゴロな所が有る。
奇跡の獅子として皆が大切にされてきたが、彼女自身の内面を見てもらえず辛い時期があったらしい。
そんな中、自分自身と同じ境遇にあったゴールデンタビータイガーのルビーと出会い、普通の女の子になりたいと願いながら彼女と共に頑張っている。
最高レアリティの☆5でクール属性。攻撃タイプは近距離型。
所有スキルは15秒間敵全体の攻撃力が25%下がる「ブルーブラッドローズ」。
アプリ版でのセリフ(一部)
普通へのあこがれ
ロスっち「うっわー、マジでキラキラしててイケてるよねー」
アードウルフ「わ、わ……!まぶしすぎます……浄化されちゃいそう、うう」
ルビー「アードウルフさん、大丈夫?うめき声をあげていたけど、気分が悪いの?」
ルター「それはいけないね。少しおでこに触るよ?」
アードウルフ「あ、あわわわ……!」
ルター「急に熱くなり始めたみたいだ。すぐ木陰に入ったほうがいいね。僕が抱えて行こう。さあ、この手を取って、行こうか?」
アードウルフ「いえ、あの、その、これは、なんていうか、その……。だ、大丈夫ですから~!」
ルビー「……走って行ってしまいましたね」
ルター「元気そうでよかった。でも今日も注目されてしまっているね」
ルター「こんなにも普通なのに、一体何がいけないんだろうか」
パフィン「普通の方はお姫様だっこで誰かを運ぼうとしませーん!」
ルター「おや、パフィンじゃないか。こんにちわ。今日もいい天気だね」
パフィン「その春風のように爽やかなのも普通っぽくないですー!今日は私が、絶対完ぺきにお二人を普通のけものにしちゃいますよー!だから成功したらケーキ焼いてくださーい!」
ルビー「ですが私たちはもう普通ではないでしょうか?ほら、このようにセルリアンでお手玉もできますよ?」
パフィン「セルリアンでお手玉しちゃう方を普通とは言いませーん!」
ルビー「あうっ。そうなんですね……」
ルター「ならお手玉はせずに、倒すとしようか。普通にね」
一獅当千! 百獣の王たちの戦い
ルビー「セルリアンの群れが見えてきましたね」
ルター「確かに、凄い数だ……これは普通じゃない」
ルビー「私たちは普通に参りましょう。おしゃべりでもしながら……後は、普通の女の子のようにセルリアンを……って、普通の女の子はどうやってセルリアンを倒すのかしら」
ルター「他の子達の戦い方を見ておけばよかったね。セルリアンで……何をするのが、普通ではなかったと言われたっけ?」
サーバル(無線)「“普通になりたい”って言う、普通じゃしない会話が聞こえてくるね」
ルビー「サーバルさん?……あ、無線のスイッチが入っていたのですね。私としたことがうっかりしていました」
ミライ(無線)「ゴールデンタビータイガーさんのうっかり、可愛らしいです~。マルタタイガーさんもいい声で……ああっ、語りたくなってきちゃいました!」
ミライ(無線)「ゴールデンタビータイガーさんはその美しい金色の毛並みから実に高貴な印象を受けますが、ストロベリータイガーという可愛らしい別名もあるんですよ!」
ミライ(無線)「マルタタイガーさんは以前も言ったかも知れませんが幻の存在とも言われる、青色をした方です! 何度見てもお美しい……」
ルター「サーバル、ガイドさん、久しぶりだね。元気そうでよかった」
ルビー「ああ、そうだ思い出しましたわ。以前はセルリアンでお手玉をするのは普通じゃないと言われたのでした。ですから今度は蹴鞠のようにすれば、活発で普通の女の子になるのでは?」
ルター「うーん、蹴鞠は少し優雅過ぎるんじゃないかな?それならほら、セルリアンを転がして……ボウリングとか」
パッカーン!
ルビー「あら、セルリアンを倒してしまいました。そういう時は、えっと……そう! ハイタッチをするのです!」
ルター「なるほど。では一つ、やってみようか」
パッーーーン……
サーバル(無線)「……音しかわかんないけど、絶対今、ルビーとルター、すごく絵になってる気がするよ」
ミライ(無線)「セルリアンで蹴鞠にボウリング……まだまだ普通になる道は、険しそうですね……」
伝説のバラとふたりの絆
ルター「ただいま、ルビー」
ルビー「おかえりなさい、ルターさん」
サーバル「あれ、なんだか普通に仲が良さそう……。喧嘩してるわけじゃなかったんだ、よかった~」
ミライ「ゴ、ゴールデンタビータイガーのルビーさんとマルタタイガーのルターさんのツーショット……!私、感動で胸が一杯に……」
ルビー「ガイドさん? ええと……」
サーバル「あ、気にしないで! いつものことだから。」
ルター「ルビー。この輝く青バラを受け取ってほしい」
ルビー「まあ、とてもキレイな花ね。」
ルター「ああ。君と出会えた日に、どうしてもこの花を贈りたくてね」
サーバル「……あ、やっとルビーに渡せたと思ったら枯れちゃった……」」
ルター「時間切れか」
ルビー「特別な奇跡は一瞬、でもその真の美しさは永遠です。二人が出会えた日を象徴する花。私はその美しさを忘れることはないでしょう」
ルター「喜んでもらえたようだね」
ルビー「ええ、とても。そうそう、私はちょうどケーキを焼いていたの。お返しというわけではないですが、食べてもらえますか?」
ルター「もちろんだよ」
ルビー「色々とトラブルがあって……間に合わないかと思ったのだけれど。皆さんが協力してくれたおかげで、こうして食べてもらうことができました。お味はいかがかしら?」
ルター「うん、美味しいよ。君の作ってくれたものだから、というのもあるけれど、皆の優しい気持ちのおかげでもあるんだろうね」
ルビー「皆さんと賑やかに作ることが出来て本当に楽しかったですよ」
ルター「私もさ。少々慌ただしくはあったけれど、〇〇(主人公)たちと、楽しい思い出を作れた」
ルビー「ふふ、この記念日はもっと大切な日になりましたね」
サーバル「今日はルターとルビーが、初めて会った日だったんだね」
ミライ「なるほど、だからルターさんはあの伝説の青バラを取りに行ったんですね」
ミライ「青いバラの花言葉は『奇跡』、『神の祝福』……確かに、その存在自体が奇跡的であるおふたりの出会った日にはピッタリです」
サーバル「そして、ルビーはそれを察してケーキを焼いて待っていたんだね。お互いを理解しあってて、素敵な関係だね!」
ルター&ルビー「(君に)(あなたに)出会えた特別な奇跡に、感謝を」
関連イラスト
アニメ版
第8話でペパプライブの観客として登場。