プロフィール
身長 | 147cm |
誕生日 | 8月9日 |
声優 | 寿美菜子 |
概要
姫松高校の3年生。異能の類は持ち合わせていない凡人の代表とも言うべき秀才。団体戦では大将を務める。
メンバー内での役割としては、参謀役として相手チームの分析と対策を受け持っている。成績の奮っていない上重漫の爆発力を期待しレギュラー入りさせるなど人事面でも活躍。
制服のスカートをはかずに、スパッツを着用しているので常時下半身を晒す珍しいファッションをしている。
キャラクター
全国大会2回戦に進んだ清澄高校の前に立ち塞がり、中堅の愛宕洋榎が大きく稼いだ点数を守るために逃げ切りを図る。化け物が集う試合を前にして「凡人の私がどこまでやれるんか 少し楽しみです」と不敵な台詞を口にする。
麻雀を打つ時には、たとえ格下を相手にする時でも「負ける可能性を常に考えてる」。それは「負けるつもりで卓についたこと」のない洋榎と正反対の打ち方だが、洋榎からは「だからこそ強い それが恭子や」と厚く信頼されている。
関係
上記の通り上重漫の事を高く買っており、去年から1年生の漫をレギュラーに推薦していた。その一方で厳しく接し、負けると額にマジックで落書きする「愛のムチ」という名の罰ゲームを与えている。
姫松高校の現監督は赤阪郁乃であるが、何らかの理由で倒れる前は善野監督で、応援に駆け付け、モニターに映った彼女に顔を綻ばす程慕っている。恭子にとっては善野監督への並々ならぬ思い入れがあるのか、心なしか郁乃の事を快く思っていない節がある。
麻雀
IH、Bブロック2回戦の大将戦。逃げようとする恭子に姉帯豊音が追っかけリーチ「先負」を仕掛けるわ、石戸霞によって卓上が絶一門状態になるわ、宮永咲は一人で嶺上開花して唯我独尊のマイペース。まさに『怪物の見本市』である。
恭子が豊音を4度試し(振り込み)、霞に振り回された結果、姫松は一位からラス(最下位)に転落。
「もうめげたい 投げたい つらいつらい」でも凡人が「思考停止したら ホンマの凡人」。
苦しみながらも対策を練り続け、南三局でツモをもぎ取り2位で試合終了。姫松は準決勝へ駒を進めた。
ところが1位で通過した咲がお得意のプラマイゼロを達成していたこと、土壇場のツモは咲の点数調整ということに気付く。大将戦は全て咲の手のひらの上。涙目になる彼女に「あの子より強くなりたい?」と囁くのは赤阪郁乃・・・
・・・で、どうしてこうなった
まずは見た目からということらしいが、賛否両論のこのイメチェン。準決勝ではどうなる末原。
ちなみに、そんな恭子の苦悩とは裏腹に当の咲からの評価は「一番手強い人が残った」「次打ったらたぶん勝てない」と極めて高かった。
しかし準決勝卓においては、前回の対戦で見抜いた咲の癖を逆手に取りつつ善野監督譲りの超早和了りを駆使して善戦し、一時は連続和了で他家を圧倒。
だが終盤で特殊能力を発揮した臨海女子のネリー・ヴィルサラーゼに咲、獅子原爽と同じく全く対応できず惜しくも準決勝敗退。咲ともどもネリーに嘲笑されるという屈辱を味わうが、直後に廊下で鉢合わせた咲と対局を振り返りつつ激励する等、2回戦中とはまた違った強さを見せた。