プロフィール
亀甲貞宗(刀剣乱舞)の項も参照。
概要
『刀剣乱舞』のキャラクターである亀甲貞宗が「極」にランクアップした姿。
Lv70以降、四日間の修行に出る事で極の姿になる事が出来る。
2017年10月31日のメンテナンスで、千子村正極と共に実装された。
修行の手紙
自分から修行を申し出たにも拘わらず、一通目の冒頭文から「ご主人様、本丸を離れてからというもの、ぼくは寂しくて――」と審神者が恋しいことを綴りだす。かわいい。
だが、いきなり飛ばしては審神者に引かれる思いすぐ軌道修正する。…のだが、審神者が読むのをやめてしまってもそれはそれでアリらしい。
徳川将軍家に伝わる刀だったため、行き先は江戸。ちょっとした里帰りと表現するが、本当だった。
二通目の手紙では「ご主人様が前回の手紙を読まずに捨てたんじゃないか、と想像したらゾクゾクしてきたよ。このままだと今回もそうされてしまうのかな?」と妄想で興奮しだす。
しかし、「だからこそ、ちゃんと書こう」と真面目に筆を執り直す。亀甲は切り替えができる子。
亀甲貞宗が将軍家の刀となったのは徳川綱吉の代。綱吉といえば生類憐れみの令で有名。後に再評価の動きもあったが、将軍家が大規模な政令を出すことの強制力は計り知れなかった。徳川幕府は1603年~1867年もの長きにわたり続く独裁体制であったが、そんな徳川幕府が長く続いたのは何故だろうねと亀甲は問いかける。
三通目でついに真面目な話に突入かと思われたが、
「前回の手紙はちゃんと最後まで読まれているかな?そうでないなら、この手紙は封も切らずに捨てられているかもしれないね。だがそれがいいっ!」
むしろフルスロットルになった。だめだこりゃ。
が、ちゃんと本題は忘れない。亀甲は切り替えがちゃんと出来る子。
存外しっかりとした考えを持っており、人間は大なり小なり誰かに支配され立ち位置を安定させたい欲があるのではないかと述べる。それはただ一人で荒野に立つより、ずっと安心できる。現代社会に生きる我々にも共感できるのではないだろうか?
もちろん、それには身を預ける相手が、それに足る大きな何かであることが前提。だからこそ徳川幕府は長く続いたのだろうと語る。
さらに、「ぼくは今、幸せだよ。だって、ご主人様という立派な主に支配されているのだから。だから、これからはもっと、ご主人様に身を預けようと思う。その分ご主人様のご命令が厳しくなろうとも、それがぼくの幸せなんだ」と自身の在り方と幸せの在処について表明する。
いい話…かな…?
そんなこんなで帰還するのだが……
「ご主人様のため、強くなったよ! いろいろと……ああっ! これ以上言わせないというのかい!?」
強くなったいろいろな部分を言おうとしたら審神者に遮られた。審神者も彼の扱いを極めていた。
性能
ステータスが大幅にアップし、レアリティが一段階上がった。
極になった打刀男士の特性として、遠戦で稀に両隣のどちらか片方の刀剣男士を「かばう」能力が追加された。かばった際に受けるダメージは軽減される。
容姿
マントが襟付きで切り込みのあるものになり、裏地には「白菊のごとき美青年」のため菊が描かれている。菊の色はピンクだろうか。
菊全般の花言葉は「高貴」「高潔」「高尚」。白菊は「真実」「誠実な心」「慕う」、ピンク菊は「甘い夢」。
さらに黒い防具が両腕の肘までと両足の腿まで覆っている。
性格
信頼関係を築いて審神者が彼を受け入れて修行に出した結果、いろいろと素直になりパワーアップした。
審神者から与えられるコミュニケーションのほとんどをSM的に解釈して悦ぶ。とにかくよく喘ぐ。
強さだけでなく性癖もご主人様愛も極まっている。
「……ンッフ、ぼくはご主人様の虜。精神的にも縛られていると同然だねえ…」と審神者に夢中だと熱烈な告白をしたうえ、それを緊縛と重ね合わせてて恍惚とする。精神的に“も”…?
気になる服の下の秘密については「この服の下?…っふふ、わかってて言わせようって言うのかい?」とねっとり囁いてきて意味深。
戦績ボイスでは審神者の机や椅子がわりになることを希望し、審神者の冷たい目線に悦び、審神者に叱られることはご褒美。長期留守後御迎では放置プレイからの解放感でエクスタシーまでする。連結では昂って喘ぐ。
審神者から与えられる装備で精神的に拘束されることにも悦び、何があっても絶対外さないとまで言い大事にしてくれる。高難易度マップで剥がれるんだけどね…。
万屋に連れて行くと「ああ……!この格好で買い物なんて……っ、ゾクゾクするねぇ……っ!」と出禁か職質されかねない台詞を言う。一体どんな格好なのか…?
ちなみに千子村正極の万屋台詞からすると店番は脱いでも動じないらしい。できる。
内番は苦手だが向いてないことをあえてやらせる審神者にサディズムを感じて悦楽しながら懸命に取り組む。
遠征を命じると「あぁっ、……ぼくの気持ちを知っていて、遠ざけようと言うんだね……」と悲しむ素振りを見せるが、即座に「……イイッ!!」と興奮しだす。
帰還時には「ッッゼェッハァッッ、ハァッ、ハァッ、ご主人様!ぼくはダッシュで帰ってきたよぉっ!!」とわんこのごとく物凄い勢いで走ってくる。わんわんお
審神者の前ではこんな調子だが、切り替えを大事にしており、戦いでは一転して真面目になって忠節を尽くす。
敵に対しては容赦せず、本当の痛みを知らしめようと刃を振るう。被虐趣味だが愛のない痛みは無価値と捉えており、傷を負っても物ともしない。が、中傷以上だと審神者に叱られる可能性を閃いて期待する。
会心の一撃では「ご主人様への愛!ここに!」と叫び戦い、戦場でも審神者LOVEを公言。
誉をとれば「ご主人様、出しゃばって驕れるぼくを叱ってください!」と求めてくる。
だが、劣勢に立ち向かう一騎打ちでは「ぼくはね……ご主人様に叱られたいけど、悲しませたいわけじゃないんだ」と言っており、改めて彼のご主人様至上主義とは審神者を思いやる精神であることがわかる。
資源発見した際には「普通に喜ばれても嬉しくない。でも持ち帰らないと愛が無い。それが問題だ」とハムレットみたいな言い方で思い悩んでおり、なかなか難しい性癖なようだ。
真剣必殺でついに上半身の裸が露わになるが、そこにはあの赤い縄が…ない…!?
しかし、身体をよ~く見ると緊縛の痕がうっすらとある。規制対策だろうか。
縄は真剣必殺ではじけ飛んだのか、ご主人様に精神的にも縛られているから不要になったのか…?
刀身に白菊のオーラも発現している。
修行見送りでは「彼もまた、ご主人様の色に染め上げられてしまうんだね。少し嫉妬してしまうね」と他の刀剣男士にも友好的な亀甲にしては珍しく嫉妬心を口にする。
被虐趣味はあくまでご主人様からの愛情が大事であり、SMの深い理念を理解せず安易にいじる者には「たまに自称Sとか言ってるただの乱暴者がいるんだよねぇ。何にもわかっちゃいない!」とご立腹を示しているので、二次創作などで彼を扱う際には心得ておこう。
刀剣破壊では涙せざるを得ない切ない胸の内を吐露しており、審神者から与えられるコミュニケーションのほとんどを彼がどうして喜ぶのか理由の一端が窺える。絶対に刀剣破壊しないように愛してあげよう。