家鳴将軍家御側人十一人衆

やなりしょうぐんけおそばにんじゅういちにんしゅう

『刀語』に登場する尾張幕府家鳴将軍家に代々仕える御側人の一団。

最終巻「炎刀・銃」に登場。

それぞれが四季崎記紀の完成形変体刀の使い手となりうるだけの実力を備えている。

……が、原作では一人当たり数ページで負けている。皿場工舎以外全員死亡した。

確かにそれぞれ本来の刀の持ち主たちと比べると、実力では幾分劣るようなのだが、一応フォローすると、

更に補足すると作戦立案をした否定姫が、邪魔な十一人衆を片付けるために、上記の不利を理解した上で戦わせた様で、最初から負けて当然な状態だった。

構成員

般若丸（CV:松井尚吾）:絶刀・鉋の使い手。

・（敗因）　そもそも虚刀流の技「菊（きく）」が絶刀・鉋破壊のために生まれた技だった。

鬼宿不埒（CV:宮原弘和）:斬刀・鈍の使い手。

・（敗因）　単純に本人が宇練銀閣より弱かった

巴暁（CV:勝呂美和子）:千刀・ツルギ（金偏に殺）の使い手。

・（敗因）　唯でさえ狭い場内で千刀巡りは役に立たないどころか邪魔だった。

浮義待秋（CV:高橋研二）:薄刀・針の使い手。

・（敗因）　薄刀の能力を引き出せてはいたが、錆白兵には及ばず壊してしまった。

伊賀甲斐路（CV:佐々木啓夫）:賊刀・鎧の使い手。

・（敗因）　忍術で体格を変えていただけで体重は常人並みだったので、容易に持ち上げられてしまった。

真庭孑々（CV:江口拓也）:双刀・鎚の使い手。

・（敗因）　忍術で双刀・鎚の重さを消してその長所を完全に潰してしまった。

胡乱（CV:菊本平）:悪刀・鐚の使い手。

・（敗因）　悪刀・鐚の効果で不死身になったことで油断し、死ぬまで殺され続けるほどの隙を見せてしまった。

灰賀欧（CV:儀武ゆう子）:微刀・釵の使い手。

・（敗因）　本人が日和号の足を引っ張ってしまった。

墨ヶ丘黒母（CV:國分和人）:王刀・鋸の使い手。

・（敗因）　売り物だった獰猛さを王刀・鋸の効果で失ったため、人間的に空っぽの状態で戦っていた。

皿場工舎（CV:早見沙織）:誠刀・銓の使い手。

・（敗因）　誠刀・銓は攻撃力皆無で戦いようもなかった（原作ではその後接近戦を挑んだが、手加減された上負けている）

呂桐番外（CV:中田隼人）:毒刀・鍍の使い手。

・（敗因）　毒刀・鍍の毒で暴走状態で本人の技能は何一つ使えない状態だった。