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概要編集

CV:江口拓也

家鳴将軍家御側人十一人衆が一人。

袖を切り落としたしのび装束に、全身に鎖を巻いた男。

元々の出自をたどれば真庭忍軍にいきつくが、先祖は二百年以上まえに離反し現将軍家にのみ忠誠を誓った。竹氏いわく「十一人衆のなかで一番美少年」。


物体の重さを操る歩法・真庭忍法「足軽」を使うことができるため、規格外の重さである双刀「鎚」を扱えた。しかし、限定奥義・「双刀之犬」を発動させるも肝心の双刀の特性(この世で一番重い刀)を無にしてしまったことで鑢七花に倒される。散々その際七花は「あんたより弱いまにわにはさすがにいなかったよ」と半笑いではき捨てた。原作では散々彼らを扱き下ろす発言をしたので滑稽さが際立っている。


なお、第四話「薄刀・針」における鑢七実真庭蝶々の戦いを見れば解る通り、本来忍法足軽は拳法家相手に絶大的なアドバンテージを得られる忍法であり、これを正攻法で破るにはこちらも忍法足軽を用いて相殺するか、術者を羽交い締めにして動きを封じ、重さ関係無くダメージを与えられる刺突性のある武器で刺し貫くぐらいしか方法がない。

忍法足軽を使えもしなければ自分の肉体以外に武器も無い七花相手ならば、双刀の使用に拘りさえしなければ勝てるかはともかく敗ける事は無かった筈なのである。

その点に気付かず将軍の命に唯々諾々と従って双刀で挑み掛かった孑々の姿は七花からすれば非常に愚かしく見えただろう。

七花の評する「弱い」とは実力以上に頭の弱さを指していたのかもしれない。


関連タグ編集

刀語 家鳴将軍家御側人十一人衆 真庭忍軍

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