概要
スーパー戦隊シリーズや昭和ライダーにおいて、悪の組織の戦闘員と言えば「弱い」この一言で事足りる。大抵は変身前のヒーローにも倒される程度の実力で、場合によっては小学生にも倒される様な醜態を見せる者もいる。
しかしこのバーロ兵は違った。
強いのである、とても生身では太刀打ち出来無いほどに強いのである。
他の作品の戦闘員ならば、材木で頭部を殴られたら死ぬ。だがバーロ兵は兵器どころか普通の銃弾ぐらいではピンピンしている程の防御力を備えているのである。
武装も電撃を流すロッドやら、歯車状のカッターやら、ビーム砲やら備えており、戦闘員らしからぬ装備である。なんとたった1人でビルを壊滅させることすら可能である。
無言で変なポーズ取りながら大量に襲ってくるので非常に気持ち悪い。1話や45話で人間に襲いかかるシーンはトラウマになったチビッコも大勢いた程のキモさである。
さらにオーレ対カクレンジャーでは、バラハグルマの能力によりさらに強くなりオーレンジャーですら太刀打ち出来ない程であった。(ただしサスケと鶴姫、三浦参謀長によって倒された)
最強の戦闘員?
2015年現在、バーロ兵以上の戦闘力を持つ戦闘員は特捜戦隊デカレンジャーのイーガロイド、海賊戦隊ゴーカイジャーのドゴーミンぐらいであるが、どちらも数が少なく、前者は大量生産は可能であるものの数を揃えようと思ったら販売者であるエージェント・アブレラに相当の金を支払わなければならず、後者は絶対数そのものが少ない上に皇帝親衛隊が前線に出なければ戦闘する機会もそう無い。
対してバーロ兵はバラノイアの基地から常に大量生産されている。総合的に見ると最強の戦闘員と言っても良いかもしれない。
というかイーガロイドやドゴーミンが上級戦闘員という位置付けなのに対し、バーロ兵はただの一般戦闘員に過ぎないというのが恐ろしい。