CV/水瀬いのり
誕生日:3月3日
血液型:B型
身長:145cm
流派:天然理心流
御刀:にっかり青江
概要
折神家親衛隊の第四席で、親衛隊の中では最年少の12歳。
第四席と言っても親衛隊一強いと自負しており、第一席である獅童真希を凌ぐほど。実際舞草(もぐさ)の根城に殴り込みをかけ、その場にいた人間を全員倒している。しかも幼くして御刀に認められている。
その実力に反して子どもっぽい性格で、周囲からは暴走しないように気を使われているため(しかも他に深い訳があって)出撃許可が出ることが少ない。そのため本人はこの扱いに不満を抱いており、独断で糸見沙耶香を連れ戻しに行ったり、先述の通り舞草の根城に殴り込んだり、無防備な折神紫に不意打ちを食らわせようとして返り討ちにあったりしている。
ネタバレ注意!!
先述の通り幼くして御刀に認められたため神童と謳われていたが、入学後に病を患ってしまい、ずっと入院生活を送っていた。病弱になった事で両親から見放され、ただ死を待つだけの日々を送る抜け殻状態となっていた時に紫(と相楽結月らしき人物)からノロのアンプルを与えれられる。病弱の体を克服し親衛隊入りを果たしたが、病気自体は完治しておらず、無理に体を動かすと病気が悪化してしまう。それ故に戦闘に加わる事を止められていた。戦闘狂になったのは自分の存在を他者に認識して欲しかったが故。
しかも、沙耶香の連れ戻しに失敗した後で脇腹を押さえてしまい、舞草殲滅後に、誰もいなくなった根城の敷地内で血を吐いてしまう。つまり、活躍すればするほど、自分の「寿命」を確実に縮めてしまっていたのだ。
他の親衛隊とは違いノロの力には頼らず、刀使として正々堂々の真剣勝負を望んでおり、その相手に衛藤可奈美が相応しいと判断、折神宗家に乗り込んできた彼女に勝負を挑んだ(それ以前にも、「乱心」した十条姫和と、それに付き合った可奈美と相まみえようとしたがこの時は振り切られた)が、途中で仲間を倒された復讐に燃える益子薫と古波蔵エレンに邪魔される。その怒りで体の中のノロの力が溢れ出すが、その力には一切頼らず、二人を倒した、のだが、苦戦を強いられてしまった。故に「なんでこんな弱い奴らに苦戦したんだ私は??」(要約)と自分への悔しさをあらわにした。
可奈美に追いつき、何が何でも倒そうと彼女を追いかけたもののあの戦いの影響からか病気が悪化、誰もいない木の下で力尽きてしまった。
真希は荒魂にしてでも彼女を生き返らせようと考えたが、此花寿々花はそれは彼女を二回死なせること、生き返ってもそれはもはや結芽ではないとして諌めた。
このあまりに悲惨な境遇は、哀しき悪役という言葉が悲しいほどよく似合ってしまうと言えよう。