冷泉麻子
れいぜいまこ
冷泉麻子とは、アニメ「ガールズ&パンツァー」の登場キャラクター。
プロフィール
人物像
- 武部沙織とは小学校以来の幼馴染。五十鈴華とも顔見知りであるが、沙織ほど仲が良いわけではない(本人は彼女のことを「五十鈴さん」と呼んでいるため、沙織と比べると友人の認識は薄いといえる)。そのほかにも、船舶課に中学時代の友人がいる。
- 頭脳明晰で成績は学年主席、教本(マニュアル)を一読しただけでその戦車の操縦法を理解してしまうほど(3話でのIV号戦車や7話での八九式中戦車)の天才肌だが、それ故か他人に説明するのは苦手な模様。
- 極度の低血圧で朝に弱く、毎日のように遅刻を繰り返している常習犯。遅刻連続記録は245日。ちなみに現在の義務教育課程の授業日数は約210日程度。大洗の教育課程が現在の義務教育のそれと同じだとすれば入学当初から遅刻し続けていることになる。朝に弱い反面、夜には強い。
- 当初は、選択科目として書道を履修していたが、戦車道履修で単位3倍・遅刻200日分免除の特典があったため、戦車道に変更する。
- 親善試合で早起きする必要があると聞いた途端、すぐに戦車道を辞めようとしたが、沙織にこのままでは進級が危ないことや祖母のことを引き合いに出されて諦める。
- 戦車道を始めた後は、少し低血圧が改善されたらしい。
- 遅刻する度に風紀委員の園みどり子に注意されているが、監督曰く「トムとジェリー」的な仲の良さ(=仲良くケンカしている)。『劇場版』では廃校決定により風紀委員でなくなってしまったことで自暴自棄に陥っていたそど子たちを迎えに行く場面がある。普段はそど子に叱られる側であるが、この時はそど子を叱咤すると同時に、風紀委員としてのアイデンティティを尊重する優しさも見せている。『最終章』では、そど子がトカタとババに拉致された時は先頭に立って追跡し、BAR「どん底」でそど子が無理矢理掃除させられているのを見ると、荒くれ者達に堂々とした態度で解放を要求した。
- 低血圧のせいか口数や表情の変化は少なく、いつも冷静に見える。表面上はシニカルな発言が多い毒舌家だが、西住みほに学校まで送ってもらった際には、その事に恩義を感じ、戦車道で借りを返そうとするなど、根は義理堅く礼儀正しい。
- 小学生の時に両親を亡くしており、祖母の久子に育てられた。口うるさい祖母に対しては頭が上がらないが、唯一の肉親として深く親愛しており、祖母が倒れたと連絡を受けたときはかなり動揺していた。
- 優勝後は、約束通りそど子に遅刻(251日)と欠席(12日)のデータを全て削除してもらった。それをとても喜び、そど子に感謝して抱きついていた。
- お化けが苦手で、OVA3話では高所恐怖症であることも判明(それでも祖母の方が怖いらしい)。ただし、ボイスドラマ3話だと何故か遊園地の観覧車に興味を示していた。
- 携帯電話の呼び出し音は猫の鳴き声。
- あんこうチーム一の貧乳だが、制作スタッフによると3話のお風呂シーンがぺったんこで可愛かった為、以降ぺったんこで描くようにしたとのこと。
- ケーキが好物で、戦車カフェでは多めにおかわりを注文していたほか、「朝まで生戦車!」では孫の遅刻癖に悩む久子の相談を受けて「遅刻したら1週間ケーキ禁止」を提案したカチューシャに「ケーキは人の生活に欠かせないものだ!そんなことが人として許されるわけないだろう!」と猛抗議していた。
- 誕生日の元ネタは、第二次世界大戦の始まりとされる1939年のドイツ軍によるポーランド侵攻開始日。
- 彼女の所属しているクラスについては公式資料等では明記されていない。本編12話のそど子のタブレットに「普I2A」という表記があるが、本編後に坂本文具店から公式発売されたあんこうチーム名札では「普通I科2年F組」と表記されている。