「その世界では皆が明日への希望に満ちていた。 しかし、永遠に続く煌きは存在しなかった…」
CV:森田順平
概要
憂いに満ちた表情をした黒髪の謎の男性。
ミライクリスタルのような美しい模様が表紙に描かれた本を常に携えている。
現時点では彼自らは名乗っておらず、名前はEDのクレジットにて判明した。
本編での活動
初登場は第8話。野乃はながもぐもぐを散歩に連れ出し、はなを引っ張って走り出したもぐもぐの前に現れ頭を撫でる。
その際、彼が落とした本を拾って手渡したはなが、本の綺麗な装丁に興味を惹かれると、「皆が希望にあふれていた『楽園』と呼ばれる場所があったが、そのきらめきは永遠に続かなかった」との寓話めいた台詞を残して、はなの前から去って行った。
それが本の内容なのか、何かの暗示なのかはわからなかったが、はなは彼のミステリアスな雰囲気に「大人の人だ……」と感心していた。
再登場した第11話でも、「明日を失いつつある世界のため、剣は何も持たない少女を選んだ」とはなに語り、プリキュアの剣を暗示するかのような発言をしている。
そして剣が生み出された際は「少女は剣に選ばれ、民衆と共に戦う」「民衆が望んだ形」と何かを知っているかのような口振りで語っていた。
正体についての考察
「幸せは永遠に続かない」等の思想がクライアス社が掲げている理念と共通している上、髪型がシルエットで登場しているプレジデント・クライと似ているが、今のところその正体は明かされていない。
しかし第11話にて、上述の剣が「必要なのは剣じゃない」とのキュアエールの意思でメロディソードに姿を変え、チャラリートを浄化した際は穏やかに微笑んでいる姿が確認でき、善悪一筋縄では行かない様子を伺わせている。
また、第16話では突如としてはなの前に現れたり姿を消したりする描写があるが、なぜそのような事が出来るのかは現時点では分かっていない。
少なくとも彼が登場する時は物語が大きく動く場合が多い為、今後の彼の動向が注目される。