「高校・大学と成績は一番で卒業した。 大学ではレスリング部のキャプテンをつとめ・・・ 社会に出てからもみんなから慕われ 尊敬されたからこそ政治家になれた・・・ ハワイに1000坪の別荘も持っている・・・ 25歳年下の美人モデルを妻にした・・・ 税金だって、他人の50倍は払ってる! どんな敵だろうとわしはぶちのめしてきた・・・ いずれ大統領にもなれる!わしは・・・ウィルソン・フィリップス上院議員だぞーーーーーーーッ」
担当声優
滝口順平(OVA版)
佐藤正治(ASB版)
チョー(TVアニメ版)
概要
ジョジョの奇妙な冒険第3部に登場したアメリカの国会議員(原作では国籍の言及はなく、OVAにて設定された)。エジプト旅行中に送迎用の車に乗ろうとしたところ、DIOに無理矢理に車を乗っ取られ(ついでに上の前歯をへし折られる)、運転をさせられる。それだけならまだしもDIOの命令で歩道にいる数多のエジプト市民を轢殺させられ(TVアニメ版では直接的な描写はカットされたが、その次のシーンでは車のバンパーが血塗れになっている)、最期はDIOを追跡するジョセフと花京院の乗った車を破壊する為の飛び道具に利用されて(飛び道具にされる前に殺された可能性もあるが描写がない(車が止まった描写はあるのでその時に殺害された可能性がある)ので不明)その人生に幕を閉じた。OVA版では車で人を轢殺した後はショックで精神崩壊しており、飛び道具にされた後の彼の死体は原作・TVアニメ版以上にエグイ状態になっている。
「そ・・・そうか!これは夢だッ!この上院議員のわしが死ぬわけがないッ!夢だ!夢だ!バンザイーッ!」
その理不尽で、悲惨で、不幸で、最悪極まりない死に方から「ジョジョの奇妙な冒険シリーズで一番可哀想な殺され方をしたキャラは誰?」という話題になると、真っ先に彼の名前が挙げられるほど。
DIOに対して最初から敵対的だったりせず、特に気に触ることをしていないのも大きな理由だろう。
なお、冒頭にある長いモノローグで語られた輝かしい経歴もネタにされ、同情とは別のカルト的人気を持っていたりもする。
彼の名前の元ネタはアメリカで1990年に結成された、女性3人組のコーラスグループ『Wilson Phillips』
余談
車に乗ってきたDIOに対し、当初、若いお方、若僧と連呼していたが実際にはDIOは100年以上も前の人物で彼よりも遥かに年上である。
とはいえ、それを彼が知るわけもなく、当然外見年齢だけを考えれば別に間違ってはいない。
ちなみにフリーゲーム『7人目のスタンド使い』では、DIOに刃向かって戦う事が可能であり、勝利すると彼が本当に大統領になるエンドになる。
(攻略法は、強化と『劇薬』)
関連タグ
ジョジョの奇妙な冒険 スターダストクルセイダース 政治家 バッドエンド どうあがいても絶望 歩道が広いではないか…行け 関係ない_行け