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夕顔の編集履歴

2018-06-09 21:28:23 バージョン

夕顔

ゆうがお

朝顔に似た花を咲かせるウリ科の植物。またはヒルガオ科の植物、ヨルガオの別名(俗称)。

概要

夏の夕方に開いた白い花が翌日の午前中にしぼんでしまうことからアサガオヒルガオヨルガオに対して命名された名であるが、ユウガオウリ科の植物で直接の類縁関係はない。


なお、ヒルガオ科のヨルガオがユウガオと呼ばれる事もある。


元々はひょうたんとは同一種で、果実に苦みが少なく、くびれがないものが選別されたものである。

果実を細い帯状に剥いて加工したものはかんぴょうとなり栃木県で多く生産される。

また乾燥した実はひょうたんと同じく工芸品として加工できる。

病害に強いため、スイカなどのウリ科野菜の接ぎ木の台木としても用いられている。


まれに苦みが強い果実が生まれることがあり、苦み成分は有毒のため食中毒の原因になる。


源氏物語』をはじめ古くから説話や民間伝承にも登場するなど口承文芸のモチーフになっているほか、民俗的にはハレの日に食し、陽気や作物の豊凶を予兆する年占作物としても認識され、作物禁忌も存在した。


関連タグ

 ウリ ユウガオ ひょうたん かんぴょう

ヨルガオ

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