スペック
BZ-006 BIO RAPTOR
ラプトル型
全長 | 11.5m |
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全高 | 7.2m |
重量 | 23.5t |
最高速度 | 210㎞/h |
武装
- ライトヘルアーマー
- ヘルファイヤー
- ヒートキラーバイト
- ヒートハッキングクロー×2
- ヒートスパイク×2
- テイルカッター
- レーダーウイング×2
概要
ディガルド武国の主力である量産型バイオゾイド。
バイオメガラプトルのDNAを解析して作られたため姿は酷似しており
人工的な部分が多く、設定では機体数優先で製造されたため
ゾイドコアの調整が不完全で寿命は短い。
全身を覆うライトヘルアーマーは
通常のバイオゾイドのヘルアーマーよりも防御力は劣り
バイオゾイドの中では弱い方だがそれでも
対バイオゾイド用の武装がない又は対バイオゾイド用戦法を取らないゾイドでは
例え大型でも相手にならないほどの性能を誇る。ムラサメライガーも、自重の軽さが災いして、バイオラプターの体当たりで火山の火口へ落とされたことがある。
また量産型バイオメガラプトルが無かった頃は
黒い装甲を持つ隊長機も存在しており、各部隊を指揮していた。
キットについて
他のバイオゾイドのキットと同じように
完成されたフレームに装甲パーツを付ける簡易組み立てタイプのキットだが
発光ギミックと鳴き声発声ギミックはなく
装甲パーツも機体設定を踏まえてか軟質素材ではなくプラパーツでできており
装甲のデザインも他のバイオゾイドのような骨同然のものではなく
骨をモデルにした直線と曲線を合わせた機械的なもので
バイオゾイドの中では比較的従来のゾイドに近いデザインになっている。
(このような作りになってるのはバイオラプターとグイだけである。)
また隊長機のキットもあるが機体色は劇中のような漆黒ではなく
どちらかと言えばガンメタルである。
劇中について
劇中で初めて登場したバイオゾイドでディガルド武国の主力。
機体サイズは小型で全身を覆うライトヘルアーマーは設定上では
通常のヘルアーマーよりも防御力は劣るがそれでもリーオ製以外の兵器は無効化でき
実際最大なら地面を抉る威力があるビームトータスのビームを至近距離から耐えてみせた。
(さすがにバイオティラノのヘルファイアには耐えられなかったが)
搭載された武装も大型ゾイドを一撃で破壊してしまう程の威力を誇り
実際劇中でヘルファイヤーの一発やヒートハッキングクローの一撃だけで
大型ゾイドのセイバータイガーを一瞬で倒し
体格差がありすぎるエレファンダーさえ一対一の勝負なら互角以上に渡り合い
例え通常ゾイドの数が多くても
リーオ製の武器の使用や対バイオゾイド用戦法を取らないと相手にならず
その装甲と武装で圧倒し、さらに設備と材料があれば大量配備できる為
所謂数の暴力で各地を襲撃しては次々と占領地を増やすという
ディガルド武国の領土拡大の要因となったバイオゾイドである。
また占領地では住民の中からバイオゾイドの適合者を探し当てる際
住民に特殊な石版に触れさせてはその光り具合で適合率を測定する方法をとるが
その方法は特殊な石版とバイオラプターを繋げてバイオゾイドに搭乗している状況を作るもので
ディガルドの主力である適合率が比較的高い為使用されていると推測される。
さらにバイオラプターを元にバイオラプター・グイは生み出され
バイオメガラプトル等の大型バイオゾイドの量産型が開発された後でも
大量配備のしやすさから主力として配備続けられていた。
それでもバイオゾイドとしての適合率の低さは改善されず
それを補う為にある非人道的な行為が実行されていた。