スペック
機体名 | ハウンドソルジャー |
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番号 | RPZ-12(バトルストーリー)GZ-004(ゾイドジェネシス) |
所属 | ヘリック共和国(バトルストーリー) アニメ未登場(ゾイドジェネシス) |
分類 | シェパード型 |
全長 | 23.0m |
全高 | 7.4m |
全幅 | 5.4m |
重量 | 66.0t |
最高速度 | 330km/h |
乗員人数 | 1名 |
武装 |
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概要
第一次大陸間戦争時代に暗黒大陸の複雑な地形に対応する為に開発されたヘリック共和国軍のシェパード型高速戦闘ゾイド。
形状がランスに近い二本の槍型武器「クロスソーダー」を駆使した高い格闘戦能力を持ち、格闘戦のみならず高性能レーダー「アクティブレーダー」を生かした索敵や偵察活動や、背部に装備した「ハインドバスター」等の充実した火力により中距離砲撃戦にも対応可能な万能機体である。戦闘総合力は、通常時で28ZEPとなっている。
また、背部の「パワーコネクター」に装着する専用のグレードアップユニット「ハイパービームガン」があり、砲身の基部にあるレーザーサーチャーで目標を捕捉し、ドラム型のブースター部の回転により増幅されたビームを撃ち出して目標を破壊する。ハイパービームガンは他のグレードアップユニット規格に対応したゾイドにも装備可能だが、安定性が低下してしまうというデメリットがある。
キットについて
ビルドインパワーパック方式を採用した初のゾイドで、小型ながらもモーターによる電動歩行を実現。旧ゾイドシリーズ末期においては、このハウンドソルジャーと同じくパワーコネクターを内蔵し、規格を統一したゾイドが主流となった。使用する電池は単3電池1本で、スイッチをオンにすると口を開閉しながら歩行する。
また、背部のパワーコネクターに別売りのグレードアップユニットを取り付ける事が可能で、ハウンドソルジャー用のハイパービームガンをパワーコネクターに装着すると歩行時に砲身のドラム部分が回転するようになる。設定上では、各ゾイド専用のグレードアップユニットを装着しないと性能の低下を招くような記述があるが、無論キットに関してはそのような事は関係なく、様々なグレードアップユニットの換装が楽しめる。
また、コクピット(目)を外したスペースに発光ギミックを備えた別売りのアイフラッシャーに換装して目を光らせる事もできる。
2005年には、アニメ『機獣新世紀ゾイドジェネシス』放送に併せて再生産され、成型色も装甲が青と白から濃淡二色のブラウンに、フレームが黒からダークグレーに、クロスソーダーが青からダークグレーに、ハインドバスターと目が金メッキからダークグレーへと変わり、ヒロイックなカラーリングの旧モデルからミリタリー調の渋いカラーリングとなった。
旧版ではユーザーが直接組み立てる方式だったモーターボックスは組み立て済みとなり、シールも新規のものに変更され、関節キャップはガンスナイパー等と同形のもの(赤)に変更されている。ただし、グレードアップパーツは発売されず、パワーエンブレムはそのまま残されているものの、それについての解説は一切なされていない為、用途不明の謎のパーツと化している。
ファンの間では「アニメでハウンドソルジャーの活躍が観られる!」と期待されていたが、同時期に再生産されていたブラックライモスやカノンフォート共々、最後まで番組本編に登場する事はなかった。
ケン専用ハウンドソルジャー
2007年に開催された『キャラホビ2007』では、『電撃ホビーマガジン』にて連載されていたライトノベル『ゾイドジェネレイションズ』に登場するケン専用ハウンドソルジャーが、レーテ専用ブラックライモスとのセットで3500円にて会場限定販売されている。
キットは前述のGZ版ハウンドソルジャーの成型色を変更し、メタルZi製の槍「ムラクモ」と集合センサー「トオツツミ」の新規ランナー(軟質素材製)を追加したもので、「ムラクモ」は左側のクロスソーダーを、「トオツツミ」は胸部の3連ブレストボンバーを外して取り付けるのだが、通常のハウンドソルジャーとして組み立てる事も可能。ただし、パイロットのフィギュアはケンではなく、従来の一般兵士のままとなっている。