スペック
機体名 | カノンフォート |
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番号 | RHI-12(バトルストーリー)GZ-002(ゾイドジェネシス) |
所属 | ヘリック共和国(旧)アニメ未登場(新) |
分類 | バッファロー型 |
全長 | 14.8m |
全高 | 6.8m |
全幅 | 5.3m |
重量 | 55.0t |
最高速度 | 190.0km/h |
乗員人数 | 2名 |
武装 |
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概要
第一次大陸間戦争時代、ヘリック共和国軍が来るべき暗黒大陸上陸作戦のために開発したバッファロー型突撃戦用ゾイド。背部に強力な連装式重撃砲、腰部に四連速射砲、胸部に二連ガンランチャー、頭部にビームホーンを装備し、胸部は格納庫になっている為、予備の弾薬などの物資を積載することで単独での長期作戦行動を可能としている。尾部のジャミングテイルからは妨害電波を発することが出来、装甲材質の軽量硬質化により、機動性を高めている。
その外見から正に小型ディバイソンと言える機体であり、搭乗員が2名である事を活かして操縦・攻撃をそれぞれが分担することで戦闘能力を向上させている。
バトルストーリーでの活躍
ZAC2051年における第一次暗黒大陸上陸作戦から実戦投入されたが、当時は暗黒ゾイドが圧倒的に強い時代であり、ダークホーンのハイブリッドバルカン砲で2体同時に貫かれたり、ZAC2053年にもロジャース少佐率いるカノンフォート隊が暗黒大陸の共和国軍前線基地でジーク・ドーベル、ガル・タイガーを中心とした高速部隊に善戦するもギル・ベイダーに襲われて全滅するなど損な役回り(かませ犬ならぬかませ牛)をさせられている。
ZAC2056年に惑星Ziを襲ったグランドカタストロフにより、多くのゾイドと同様に個体数が激減し第一線から退いたが、生き残りが第二次大陸間戦争の暗黒大陸(ニクス大陸)での戦いに投入された。
バリエーション
カノンフォート・カクシャク
ライトノベル『ゾイドジェネレイションズ』に登場するハルが搭乗する改造型カノンフォート。より長くなったビームホーン「ロングホーン」を持つ。
キットについて
Hiパワーユニット(ゼンマイ)を動力とし、蹄部分だけがフリーの関節になった単純な四足歩行ギミックで歩行する。歩行時の連動ギミックとして背部の重撃砲塔を左右に約25度ずつ交互に旋回させると共に砲身を互い違いに俯仰させる。手動ギミックはコックピットハッチの開閉(頭部・後ヒンジ)口の開閉、頭部の上下動および火器の旋回。
旧シリーズで最後に作り出された完全新規のゼンマイを動力にしたゾイドで、後年のレブラプターが登場するまでは新規でゼンマイを動力にしたゾイドが発売される事はなかった。
2005年には、アニメ『機獣創世紀ゾイドジェネシス』放送に併せて再生産され、成型色も装甲が青から濃緑色に、角と蹄がグレーからガンメタルに変更され、シールも新規のデザインに改められている。再販された事によりアニメでの活躍を期待されていたが、同時期に発売されたハウンドソルジャー、ヘビーライモス共々最後まで番組本編に登場する事はなかった(ただし、この2つは『ゾイドジェネレイションズ』にてメイン格の出番をもらえている)。まぁ登場したところでジェネシスの設定上かませ犬ならぬかませ牛になるのは確実だが。