スペック
英表記 | CANNON BULL |
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番号 | ZW26 |
所属 | 帝国 |
分類 | バッファロー種 |
骨格分類 | 4足牛種骨格 |
異名 | 猛撃の重戦車 |
全長 | 7.7m |
全高 | 5.1m |
重量 | 50.4t |
最高速度 | 170km/h |
発掘地域 | 大陸北東部 草原地帯 |
IQ | 92 |
兵器解放技名 | 9連装徹甲弾(ナインバーストキャノン) |
搭乗者 | リュック隊長、帝国軍一般兵(ZERO)プレディ・ラプソディ(2) |
ステータス |
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武装 |
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装備 |
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クラス | M |
動力 | モーター |
発売日 | 2019年7月27日 |
価格 | 3500円(税抜) |
組立時間 | -分 |
概要
中距離砲撃用に改造されたバッファロー種のM型ゾイド。ミサイルやキャノン砲で離れた敵を攻撃できる。兵器解放(マシンブラスト)すると背部のブレットシールドが開き、中から9連キャノン砲が出現して左右、中央のそれぞれ3連ずつ同時に砲撃する。
野生のブルは各地で比較的多く発掘され、改造に耐えられる丈夫さもあり、復元後に様々なタイプに改造された機体があると言われる。機体数は多いが個体差が少ない為、メンテナンス性は良く、戦場での稼働率とライダーの信頼性は高い。
兵器解放技はブレットシールドが開いて内部から出現した9連キャノン砲から3連ずつ同時に砲弾を発射し、その圧倒的な火力で多数の敵を一網打尽にする『9連装徹甲弾(ナインバーストキャノン)』。
アニメでの活躍
第1話から初登場。
サリーを守らんとするレオのライガーをミサイルで圧倒、彼女を乗せたバズが運転する車の近くにミサイルを当てエンジンを止める、ライガーを吹き飛ばすなど圧倒的な強さを見せつけ追い込んだ。
しかしサリーが投げたペンダントの光でライガーがビーストライガーに進化したことで形勢が逆転。引き続き戦闘を繰り広げるが俊敏さがアップしたライガーには突進も躱され、9連キャノン砲で片を付けんとマシンブラストするも耐え切られた挙げ句向こうもエヴォブラスト。
9連装徹甲弾を撃ちながら距離を詰めるもことごとく躱された挙げ句、最後は爆炎の中を突っ切ってきたライガーのビースト・オブ・クロー破を喰らって右の超硬角を斬り落とされ敗北した。
第8話ではリュック機が随伴機2機と共に再登場し、3機による連携でビーストライガーを苦戦させるが、ラプトリアが参戦したことで不利になってしまい再び敗北した。
第12話ではギルラプター共々ジェノスピノと同じカラーに塗装されたキャノンブルが複数機登場した。
尚リュック機は上記の8話でカスタムを施し再登場している(バリエーション)。
ちなみに帝国側のキャノンブルを鹵獲し移植・カスタムしたのかジェノスピノ事件以降帝国から贈呈されたのかは不明だが、ディアス中佐のワイルドライガー改もタテガミクローの代わりに9連キャノン砲を装備している。
バリエーション
対空長距離砲撃仕様
敵国の共和国軍が鹵獲したキャノンブルの改造案の一つ。取り外しが困難なバイザーや拘束キャップが除去されており、共和国軍が運用するゾイドに近い姿となった。9連キャノン砲のサイドには飛行ゾイドに対抗するべく対空砲を備え超硬角は切除されライフルに換装。前脚にはフラックアーマーにA-Z3連チャージミサイル、足首にスティレイザーの対地誘導ミサイルを装備しシュレッドテイルにライフルを増設、全体的に砲撃武器で固められた装備となった。後足首には装甲が取り付けられている。
リュック仕様機(仮称)
8話にてカスタムされ再登場。バズートルのA-Z対空レーザー砲を装備し、トレードマークとしている。
度々レオ一行らの前に立ちふさがった。
また、この個体はカスタムされたのか個体差なのかは不明だが単純な力の押し合いではビーストライガーが進化したライジングライガーと互角の実力をも誇る。
キットについて
モーター駆動タイプのキットで、使用する電池は単4形1本。尻部のスイッチを入れると口を開閉させながら歩行。更にブレットシールドを開いてスイッチを入れると内部の9連キャノン砲の砲身が向かって右から左へと縦に3列づつリコイルするアクションを楽しめる。
キャノンブルの角はディバイソンと同じ名称の「超硬角」だが、ディバイソンのキットの角がダイキャスト製(ハズブロ製造分を除く)であるのに対し、こちらはプラ製で内側は肉抜きされている。
余談
『ゾイドワイルド』シリーズ第2期にあたる『ゾイドワイルドZERO』の帝国軍サイド第一号となるゾイド。
モーター駆動タイプのゾイドではキャタルガ、『ゾイドワイルド』シリーズ全体ではスパイデス以来になる完全新規造形のゾイドでもある。
序盤において共和国軍のビーストライガーのライバル機のように描かれている(『ゾイドワイルド』のキットのパッケージ写真は味方・中立側は左向き、敵側は右向きに掲載されている)。
また、今までに登場した『ゾイドワイルド』の哺乳類系ゾイドは肉食性動物モチーフ(というより食肉目)が殆どであった。ナックルコングのモチーフ元のゴリラは性質こそ温厚で草食と誤解されがちだが、雑食である。
その為ゾイドワイルドにおいては、意外にもキャノンブルが初の完全草食性の哺乳類モチーフのゾイドとなる。またライオン型は肉食恐竜型か対となるケースが多い中、『ゾイドワイルド』シリーズ第2期にあたる『ゾイドワイルドZERO』の帝国軍サイド第一号となり、草食動物が対となる敵というのも稀有。
外見は『背中と胸部に火器を搭載したマシン牛』とも呼べる風貌から80年代の旧ゾイドシリーズのディバイソンを彷彿とさせるデザインで、目がZ-Oバイザーで覆われている事から、どちらかと言えば旧シリーズのコクピット付き、特に帝国ゾイド式の頭部を彷彿させ、全体的には同シリーズの遠距離系武器を搭載し、『ゾイドワイルド』では珍しく大型の火器を備えたガノンタス以上にミリタリー要素の強いデザインになっている。
関連タグ
ゾイド ゾイドワイルドZERO ゾイドワイルド2 帝国軍(ゾイドワイルドZERO) 兵器ゾイド
ディバイソン・カノンフォート・ディスペロウ・BUFFALO(『コンセプトアート』):これまでに登場したバッファロー型ゾイド。ディバイソンに関しても、本来の意味でのバイソンよりもバッファローに近い見た目である。