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ゾイドコンセプトアート

ぞいどこんせぷとあーと

『ゾイドコンセプトアート』とは、ゾイドに関するコンセプトアートブックのシリーズである。
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概要編集

正式名称は『ZOIDS Concept Art』。


2010年からホビージャパンにて始まったコンセプトアートブックのシリーズである。簡単なストーリーが付属している。


徳山光俊自らが執筆しており、バトルストーリーを意識しつつも独自の世界観とストーリーを展開しており、何より既存のゾイドがこれまでと異なるデザインや設定で登場したり、多数のオリジナルゾイドも登場する。


また、『マスターピース』シリーズのゾイドも、本シリーズのデザインを参考にしている場合がある。


多数のパラレル設定が混在し混乱が生じていたゾイドシリーズの正史とアナウンスされた。しかし、展開が割とすぐに終わり、現在も正史として扱われているかは不明である。

※ゾイドシリーズは不評だった設定を平然と無かった事にする悪癖があるため、本シリーズは割と本気でなかったことになっている可能性がある。


往年の人気ゾイドが大体全部登場し、特に人気のゾイドは優遇される傾向にある。

とりわけデスザウラーとゴジュラスは超好待遇を受けた。(後述)


登場ゾイド編集

Pixiv 上にイラストが確認できる種類のみをリストアップする。

シールドライガー

ミラージュフォックス

バスターヘッド

RBOZ-008/RZ-055

ZNAゴジュラス ”レック” VS デスレックス ”紫龍”

ボツリッター

オラゴン


デスザウラーについて編集

ゾイドでありながら核を持たず、神秘的な最強ゾイドとして扱われた。最強の火力荷電粒子砲を搭載し、鉄壁の装甲と高速格闘が出来る敏捷性を併せ持つ。徹底的に対抗策を積んだマッドサンダーに貫かれるも、急所である核がない為、致命傷にならず逆に戦闘不能に追いやった。

単機で戦線を左右できるほどの圧倒的強さを誇るが、不安定なシステムで制御されており、マシントラブルを起こしやすい弱点も持つ。結果的にはゴジュラスとそのパイロットの活躍により暴走し、決着がつかぬまま氷塊へと消えた。

第二期でもデスザウラ―はマッドサンダーに善戦できるほど強化されたが、今作ではマッドサンダーに完全勝利している。


ゴジュラスについて編集

重火力型とそれを改造して高機動型に改修したものが登場した。

ゴジュラス=かませ犬というイメージを払拭するかのように、単機で帝国軍の進撃を押しとどめたり、帝国最強ゾイドであるアイアンコングやデスザウラー相手に一歩も退かず戦い続けた。デスザウラーと互角に渡り合えたのはパイロットが特殊だった事も大きいものの、それまでゴジュラスといえばデスザウラーには手も足も出なかったことを考えれば大金星といえる。

ファン達からは久しぶりに頼もしい最強ゾイドとしてのゴジュラスを堪能できたと好評であった。


尚、高機動型ゴジュラスは旧シリーズのゴジュラスギガを意識したデザインでありながら、かなり反省したコンセプトとなっている。


  • 初代ゴジュラスと他人の空似のゴジュラスギガ
    • 最初の重武装ゴジュラスと同一個体の高機動型ゴジュラス

  • 使える火力が一切搭載されず、旧来のファンから手厳しい批判を受けたゴジュラスギガ
    • 高機動型でありながら小口径の強力火砲を搭載し、火力でも活躍したコンセプトアート版

  • デスザウラーを上回るとされながら苦戦した最新型のゴジュラスギガ
    • 最初のゴジュラスと同一個体でデスザウラーと正面から渡り合ったコンセプトアート版

  • 特異な自爆技を持ち、事実上死に技となった隠し球を持つゴジュラスギガ
    • 機体は特異なコンセプトはなく単なるエースパイロット仕様。パイロットが特異

  • 設定上は凄いと謡われながら活躍の場がほとんどなく、失望されたゴジュラスギガ
    • 終始軍の中核となって実際に大活躍を演じたコンセプトアート版

おそらく、公式は本来、水平姿勢の恐竜型ゴジュラスが活躍する様を描きたかったが、低迷期でシリーズも打ち切りが濃厚となったため活躍が描ききれなかったギガを相当悔やんでいたと思われ、それをコンセプトアートで擬似的にやったのではないかと推測される。


関連タグ編集

ZOIDS

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