概要
対応機種はXbox360
プレイヤーはヘリック共和国の同盟国マロール共和国の特殊部隊「カタナ」の支援部隊「メイズ」を指揮し、ガイロス帝国に属する「ジャミル民国」が率いるゾイドと戦っていくというシミュレーションゲーム。
しかし
- 登場するゾイドが敵味方合わせて5体しか出てこない。出てくるのはコマンドウルフ、ディバイソン、レッドホーン、セイバータイガー、シールドライガーの5体だけ。そのうちプレイヤーが操作できるのは3種類しかしいない。(一応敵側の兵器にデスザウラー砲というものがある。しかしそれもストーンヘンジのような巨大砲台でありもはやゾイドではない)必殺技エフェクトがノイズだけ。
- 「ゾイドが実際の兵器だったら」をコンセプトにしているせいで動物型である意味が失われている。噛みつきや爪で切り裂く、尻尾で撃つ、角で突き上げるといった行動はできない。ひたすら内蔵兵器を撃ちまくるだけ。さらにゾイドと言う名称も本来なら惑星Ziに生息する金属生命体、サイボーグのはずが「Zoological Organization Interface Driving System(動物学的操縦システム)」の頭字語とされており、四足歩行戦車のような扱いになっている等根本的に設定が変更されている。
- ステージが14面しかない。明らかにボリューム不足。
- ムービーが紙芝居にたとえられるほどしょぼい。
といった点から「とても平成の世に出たゲームとは思えない」として2007年度クソゲーオブザイヤー次点に選ばれた。