概要
アニメ作品「ゾイドワイルドZERO」とは別に展開する漫画作品。「月刊コロコロコミック」2019年9月号から連載が始まった。作者は森茶。
前作から500年後の地球が舞台で「ZERO」よりも1作目に近いキャラデザになっている。本能解放も前作同様ゾイドキーで発動する。
登場人物およびゾイド
前作と異なり名字が設定されている。
ZCF(ゾイドコマンドフォース)
ゾイド犯罪対策組織。「ZERO」の共和国軍と同じゾイドを所有する。
所属するライダーには命がけの状況を作り本能解放を促す「解放の儀」を施す。
新主人公。ゾイドメンテナンス要員。相棒はビーストライガー。
左腕には様々な機能を持つ機械の腕「Zアーム」を装備する。
熱い性格で行動派。反面ドジが多い。
メカニックの腕は非常に高く短時間でブースター付歩行補助パーツを作り上げた。
意外と頭脳明晰で幼少期の時点で大量のゾイドのデータを記憶していた。
ゾイドキーはレッドタテガミクロー&ゴールドタテガミクローを模したもの。
ライダー初心者ながら次々と戦果を挙げるも、訓練を受けていないため長時間は戦えない。
獣機兄弟に発見されたが未知のゾイドゆえZCFに起動を禁止されていた。
落雷により自然起動し故障部位を治してもらったことをきっかけにカイと相棒になる。
のちに改造兵器や荷電シールドなどを組み込みライジングライガーとなる。
テレビシリーズの『ZERO』の機体とは同一個体なのか別個体なのかは不明
カイの兄でZCFのNo.1エース。相棒はガトリングフォックス。
ゾイドに好かれる特別な才能を持つ。
ゾイドキーは槍のような形状。本気を出す時は髪を後ろにまとめる。
周りからの評価が低い弟の才能を唯一認めているが、それゆえ過信してしまう。
レッドケルベロスに連れ去られジェノスピノのライダーにさせられてしまう。
総督。シュウザと違い問題ばかり起こすカイへの評価は低い。
厳格な性格だが柔軟な部分もある。
- コメマル
カイの友人の坊主頭の少年。語尾に「っス」とつけて話す。
相棒はキャタルガで運搬・通信を担当している。
常識人でいつもカイの行動にハラハラしている。
- トラキチ
ZCF最強トリオ「三獣士」の1人。甲冑を纏った男性。
相棒はファングタイガー。ツインドスファングの代わりに大剣を装備している。
必殺技は「虎突」。
- クマゴロウ
「三獣士」の1人で熊の毛皮を纏った巨漢の男性。
相棒はグラキオサウルス。大砲「グラキオキャノン」を装備し常に首が燃えている。
- クモメ
「三獣士」の1人でローブ姿のセクシーな女性。
相棒はスパイデス。
- 深海シャチ
A級隊員のクールな少年。
相棒はソニックバード。
- 豪地バッツ
A級隊員のワイルドな男性。
相棒は特殊訓練を受けたトリケラドゴス。
戦闘員として複数所属する。
レッドケルベロス
何かの革命を目的としたゾイドテロリスト集団。「ZERO」の帝国軍と同じゾイドを所有する。
非常に筋肉質な男性。乗機はキャノンブル。
英語交じりの敬語で話す。
生気を感じられない目が特徴の少年。乗機はスナイプテラ。
戦闘中に敵と会話したりと常にマイペースな性格。
ゾイドキーはナイフのような形状。
- パンク・ブラック
褐色肌にドレッドヘアの青年。乗機はドライパンサー。
各国の要人を殺害してきた暗殺者。
見た目に違わず荒っぽい性格をしている。
- ギャラガー13世
前作に登場したギャラガーの子孫の青年。乗機はオメガレックス。
レッドケルベロスの資金源。相手を細かく分析しており戦略家の一面もある。
オメガレックスの上で紅茶を飲んでいたりと優雅な振る舞いが多い。
ゼンダイ王国
ゾイド人の血を引く一族で構成されたゾイド特区。
中世フランス風の街並みが特徴。
- ランスロット
王子。ゾイドに搭乗することに恐怖心がありずっとライダーになることを拒否していた。
代々王国を守ってきた伝説のゾイド。騎士風の外装を纏った銀色のライジングライガー。
必殺技は「グングニル」。
- スネープ
執事。相棒は騎士風に改良されたナックルコング。
その他
民間人
- 東城エリー
カメラを持った少女、