曖昧さ回避
儀式召喚のサポートカードであるが特殊召喚に対応していないためマンジュ・ゴッドと比べ使いづらい。
スペック
機体名 | ソニックバード |
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英表記 | SONIC BIRD |
番号 | ZW39 |
所属 | 共和国 |
分類 | アーケオプテリクス種 |
骨格分類 | -骨格 |
異名 | 蒼剣の翼 |
全長 | 8.9m |
全高 | 4.5m |
重量 | 39.8t |
最高速度 | 552km/h |
発掘地域 | 大陸内陸部 峡谷地帯 |
IQ | 120 |
進化解放技名 | スカイスラッシュ |
搭乗者 | ジェイク・ラモン(ゾイドワイルドZERO) |
ステータス |
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武装 |
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装備 |
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クラス | M |
動力 | モーター(単4形乾電池×1本) |
発売日 | 2020年4月25日 |
価格 | 3500円 |
組立時間 | 約40分 |
概要
制空権をスナイプテラから取り戻すべく開発された、青い装甲を持つアーケオプテリクス種の飛行戦闘ゾイド。峡谷の洞窟奥深くを巣としていたソニックバードは、発掘当初ラプトル類のゾイドと思われていたが、復元すると翼があることが判明、共和国軍の悲願であった高空飛行が可能な戦闘ゾイドが誕生する事になった。飛行時は背面のツインジェットエンジンと両翼のソニックウイングの羽ばたきで大空を舞う。
進化解放時は翼からA-Zウイングソードが、尾翼の左右からラダーソードが展開する。進化解放技はツインジェットエンジンとソニックウイングで大空を舞いながらA-Zウイングソードとラダーソードで敵を切り裂く「スカイスラッシュ」。
ゾイドワイルドZEROにおいて
共和国軍が2年の月日を掛けて復元と改造を行った新型飛行ゾイドとして登場。第17航空基地に配属されたジェイク・ラモンが搭乗してテスト飛行を行っており、基地からの帰投命令を通信不良と誤魔化して飛行を続けていた所、ジョナサン・シーガル派の真帝国軍と戦うレオを発見。ジェイクの操縦センスと相まって、初陣で真帝国軍のスナイプテラ数機を撃破した。
ゾイドワイルド_インフィニティブラストでは
ゾイドワイルドZEROより新規ゾイドの一体として参戦。本作で唯一の飛行ゾイドである···が通常時は歩行で移動し、飛行はエヴォブラストしている間初めて可能になる(それもゲームの都合上か飛行というよりゆったりとした滑空だが···。
ちなみに飛行がオミットされているという点ではジェノブレイカーと同様である)。
また、本作ではスナイプテラが実装されていないため帝国軍やゼクター側の飛行ゾイドとしても扱われている。
空中で宙返りして相手に突っ込むワイルドアクション「ローリングダイブ」は応用すれば突進攻撃系の回避にも使えるが、ビーム系の攻撃だと宙返りして自ら射線に当たりに行く形になるので注意。
ファイナルブラストはツインジェットエンジンで飛行しながら相手を空中に持ち上げ、2連速射機関銃で牽制してから最後にスカイスラッシュでとどめを刺すものとなっている。
とある装備を付けると攻撃が変化するらしいが···?
バリエーション
ソニックバードレウス
2024年1月12日からビーストライガー魔渦と共に予約開始するソニックバードのバリエーション。
2024年に20周年を迎える『モンスターハンター』の飛竜種・リオレウスをモチーフとした機体。
リンク先参照。
キットについて
このゾイドには翼を折りたたんだ通常形態、翼を展開した飛行形態、ソードを展開した進化解放形態の3種類の形態がある。『ゾイドワイルド』シリーズのキットとしては初のボールジョイントが採用されており、尾翼から展開されるラダーソードは自由に表情が付けられる。
骨格は2足恐竜骨格ゾイドであるギルラプターのものが流用され、両足の爪や尾の骨格などを除いて大半はギルラプターと同じで、ギルラプターにおいて腕が付いていた部分には2連速射機関銃が付いている。
奇しくもギルラプターとは背部にブースターが付いている・ワイルドブラストが左右から展開した刃で切り裂く技という共通点がある。
歩行ギミックも流用されており、通常形態では歩行と同時に口の開閉、尾翼の上下、両目の前後可動、2連速射機関銃の動作を行う。ソニックウイングを展開した飛行形態ではギルラプターのワイルドブラストアクションの構造を流用してソニックウイングを前後に動かして羽ばたきを再現している(進化解放形態時のアクションは飛行形態時と同じ)。なお、翼を畳んだ通常形態でも翼を動かす根元の部分は飛行形態と変わらないため、歩行時の翼の動きが完全に止まるわけではない。
骨格の仕様からスナイプテラのように両脚を足を完全に地面から離して走行する事はできず、従来の脊椎動物系飛行ゾイドのように両翼を動かしながらの歩行となる。
余談
ライジングライガーに続き、共和国軍の人為的な改造によって火器が標準装備された進化ゾイド(アニメにおいては唯一の進化ゾイドになる。)であり、同じ飛行ゾイドであるスナイプテラが『遠距離主体の飛行ゾイド』に対しその対抗策として復元及び改造されたソニックバードは『接近戦主体の飛行ゾイド』と対照的なコンセプトをしており、この構図はゾイドシリーズ第1期に登場した『遠距離主体の共和国飛行ゾイド・プテラス』と『接近戦特化の帝国飛行ゾイド・レドラー』の関係に類似している。
尚、鳥類は獣脚類、特にマニラプトル類(デイノニコサウルス類が該当するグループ)に近く、デイノニコサウルス類のデイノニクスをモチーフにしたギルラプターの骨格を流用した事は進化ゾイドのコンセプトに相応しいと言える。
ただし、ソニックバードのモチーフなったアーケオプテリクスは鳥類の先祖ではなく敢えて言えば遠い親戚と言える生物である。
関連タグ
シュトルヒ:アーケオプテリクス型ゾイドの先輩。