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「穿て!キャタルガ!私の魂と共に!」


概要編集

cv:三森すずこ


初登場は第10話。

語尾に「たん」を付ける自称「中身は大人」なフリーの情報屋運び屋の女の子。

相棒ゾイドはキャタルガ。元々父ワンタンの相棒であり、コンビ歴も長いためか、初めてフリーダム団の目の前でワイルドブラストを披露した際には既に会得していた模様。


頭部のリボンが特徴的な可愛らしい容姿とは裏腹に活発且つ男勝りでサバサバした性格の持ち主で、特に金銭面では厳しく、行き倒れとなったアラシオニギリを助けた代わりにゾイドの輸送代と食事代を請求し、払えないと知るや否や同一人物とは思えないほどの剣幕で怒りを露にし代金を稼いでくるよう要求。その変貌ぶりにアラシは恐れ慄き、オニギリは「鬼婆」と評している。


同話に登場したギョーザも彼女と同様少々がめついが彼の場合は前払いなのに対し、彼女の場合は後払いであり、しかもそのことを事前に一切説明しない為、手口はギョーザよりやや悪質。

また、溜まったツケを払わせるために運び屋仕事を手伝わせた際には「労災は出ない」とさりげなく口走ってペンネに「ブラック」と評されている。


とはいえ、血も涙もない銭ゲバというわけではなく、アラシとオニギリが交易都市キエウコとそこに迷い込んだラプトールの両方を救うために奔走した結果代金を稼げなかったと知ると返済期限を100年というツケにしており、その器の大きさも合わせてオニギリは好意を抱くことになる。(ただし、ツケにしていた代金はフリーダム団に会う中でどんどん膨れ上がっていった。その為、最終的にはしびれを切らして運び屋の仕事を手伝わせることで清算させた)

また、単に情報を話すだけなら代金を要求していない。

運び屋の仕事も決して金目当てだけで行っている訳ではなく、荷物を受け取った人の笑顔が何よりのやりがいになっている。故にデスメタル帝国に蹂躙されて人々の笑顔が消えた様には胸を痛めていた。


シュプリーム団とは顔見知りであり、「世話になった」らしく水や油をタダで渡すなど、気前のいい態度をとる。


何だかんだいってフリーダム団にも情は湧いたようで、最終決戦前にペンネとギョーザから配達を依頼された際は「最後の頼みみたいに聞こえる」という理由で一度は断った(結局は折れたが、代わりにフリーダム団が最終決戦に向かった事をシュプリーム団やムシ仙人に伝えていた)。


余談編集

彼女は公式サイドで早い内から情報が公開(参照)されていたものの、『ゾイドワイルド~本能解放ラジオ~』では登場時期が物語の後半とアナウンスされており、情報が錯綜していたが、紆余曲折を経て第10話で登場する事になった。(ニュアンス的に1クールの後半という意味であったのだろう)


関連タグ編集

ゾイド ゾイドワイルド 守銭奴 キャタルガ


ムンベイ・・・アニメ第一作『ゾイド-ZOIDS-』に登場。節足動物がモチーフのゾイドを使用する運び屋の女性繋がり。金にがめつい点も人情味ある点も共通。


バズ・カニンガム:次回作『ゾイドワイルドZERO』の運び屋の男性。過去の「お宝」が絡むと少々欲張りになる拝金主義者的な一面があるが、サンラータンに比べるとまだ控え目である。

ちなみに主人公も彼の運び屋の相棒である。

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