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狙え!スコーピア!私の魂と共に!

概要編集

所属フリーダム団&デスメタル帝国フリーダム団
ゾイドスコーピア

CV:小松未可子


一人称は「私(わたし)」、二人称「あんた」「あなた」(前者の頻度が多い)。

蛍光ピンク(あるいはマゼンタ色の髪が特徴で昆虫の頭部のようなマスク付きゴーグルを付け(漫画版以外ではずっと額の上に掛けていただけであった)、ノースリーブのタイツにポシェットが付いた赤いショートパンツと同色のマフラーを着用(タイツはショートパンツの下まであるセパレートタイプなのか、分割されていて同色のスパッツを穿いているのか不明)。なお服装は母親譲りらしいことがうかがえる(関連イラスト)。

スコーピアを相棒ゾイドにし、ゾイドのペインティングとカスタマイズに整備が得意なフリーダム団のメンバーで(創始者であるアラシを省いて)最初の加入者でもある。だが、ワイルドブラストができるようになったのは後述の理由からか彼女より後に加入したオニギリよりも後となった。



スコーピアと共に賞金を稼ぎながら旅する途中でアラシと出会い、フリーダム団に入る。しかし、当初は「やることがある」ということでチーム加入後も単独行動を取っていた。(当のアラシは戸惑ったものの、普段はばらばらに行動しているシュプリーム団を見ていた事もあってかあっさり見送っている。)

しかし、その後も自身が困惑するほどのレベルで頻繁にアラシ達と再会しており、カンゴクでの一件の後はベーコンを失ったアラシの事をほっとけないとして同行するようになる。


気丈(少々性格は男勝りな面もある)ながらも優しさも併せ持った性格(いわゆるツンデレ)。アラシのことは小馬鹿にしているが、彼の揺るがぬマイペースぶりに振り回されてもいる。何かと後先考えず無謀な行動を取りがちなアラシのブレーキ役をオニギリと共に担う事が多い。また、旅に同行するようになってからはオニギリに恐れられている描写が多々ある。(オニギリが描いた完璧なペンネが非常に恐ろしい表情をしている等)


お宝が大好きらしく、見つけたお宝を時折売って、後述の目的の為や旅の資金としている。

他の二人とは違い、町中にゾイドを無暗に連れ込まない等の常識的な面も持ち合わせている。

また、アラシの団名『のびのび団』の理由である「自由」を別の言葉に言い換え『フリーダム団』誕生のきっかけとなり、エンブレムのデザインを担当。その際アラシの相棒・ワイルドライガーに同エンブレムのペイントを施した。


当初はワイルドブラストについて認知しておらず、アラシとライガーのそれを初めて見た際には、デスブラストと勘違いしていた。アラシにワイルドブラストとデスブラストが別物だと説明された際にはどこか安堵した顔をしていた。


15話のラストでアラシとオニギリに隠れて誰かとやりとりをしており、その目的がアラシの監視と判明する。しかし後述の通り、あちらと決別しフリーダム団に戻っている。


先述の通り絵が非常に上手く、アラシからの「フリーダム団一のデザイナー」のお墨付きをもらっている。しかし、何でも売れる(=お金になる)という『キンコ』という都市にて元から絵心があるオニギリの絵はともかく、落書き同然のアラシの絵は売れたのに自身の風景画が売れず、『キンコ』の人々には評価されなかった事で落ち込んでいた。


長らくフリーダム団紅一点であったが、その後別行動を取っているヨウカンが加わった為唯一の女性メンバーではなくなった。彼女がいつの間にか加わっていた事に対する不満からか対面した当初は気に入らない様子だったが(オニギリに「嫉妬」とからかわれたほど)、スコーピアの修復のため行動を共にし、Zボーイズ撃退のため共闘した結果心の壁もなくなり意気投合できた。



過去と正体編集

両親はゾイドのカスタム工場を営んでおり、スコーピアも元は父が保護したゾイドであった。ある日ゾイドギャングに襲われた事がきっかけで父を亡くし、後を追うように母も病死。賞金稼ぎとなった後は、身寄りのない子供達と共に暮らしており、いつかは「ゾイドのカスタム工場を開き、そこで子供達と暮らす」という夢を持っていた。

しかし、そんなある日デスメタル帝国が襲来。スコーピアと共に奮戦するも、そこに現れたフォアグラに脅され、帝国直属となる。

「100人の賞金首を捕まえれば大金をやる」と言いくるめられ、大きな葛藤を抱き続けながらも言われるがままに働いてきた彼女はある日、上記の通りアラシと出会う。最初は純粋な気持ちで接していたが、後日彼が賞金首になったことを知らされ彼を尾行していた。(つまり前述の高頻度での再会は決して偶然ではなかった。


16話にてライガーに細工しようとしていた所をアラシ達に見つかり、更に運悪く落とした通信端末にフォアグラから入った通信を聞かれ、止むを得ず対峙することになってしまう。「私はもう戻れない」と言って彼らの言葉にも耳を貸さなかったが、自分が「夢が叶いそうなのに泣きそうな顔」をしていると指摘され、ワイルドブラストを発動したライガーに敗北。それでも執念深く立ち上がるが、見かねたアラシに「俺たちをフォアグラのところにまで連れてけ」と指示される。


しかし、既に情のわいた仲間を巻き込めず、彼らをスコーピアより抽出し薄めた毒で眠らせると単身フォアグラの元へ向かう。既に裏切った事を見透かされており、配下のzボーイズに追い詰められるが腹痛(ペンネが眠らせるために仕込んだ毒の副作用)を押して駆けつけたアラシに助けられる。直後に現れたフォアグラのゾイド・ナックルコングと戦うアラシから逃げるよう促され、一度は従ったが彼女の迷いを汲み取ったスコーピアの行動で舞い戻る。フォアグラから自身の行動について指摘されるが、「汚れたゼニーはもう要らない!」と言い切り、デスメタルと完全に決別。アラシの激励を受けて「子供たちに誇れるよう、自分の道を堂々と歩く」という自身の生き方を見つけたことでスコーピアからゾイドキーを授かり、遂にワイルドブラストを発動。必殺技の「ヒット&デス」でコングの動きを止めて隙を作り、更にオニギリの援護もあってキラキラタウンから脱出(その時ちゃっかりゼニーを掠め取っている)。後日、故郷に宛てた手紙に新しくできたのイラストを同封している。


余談編集

公式サイトで謎が多い面がある人物と明言され(参照)、16話でデスメタルの賞金稼ぎと判明。アラシと衝突する事になる。

またゾイドアニメの主役サイドの人物としては初めて節足動物モチーフの戦闘用ゾイドを愛機にする。


メインヒロイン扱いで紹介されてはいるものの、初登場が第4話のラスト(しかも台詞なし)で、本格登場は第5話と放送開始から一か月もかかり、その後も毎回は登場しないというヒロインらしからぬ扱いが14話になるまで続いていた。(これは登場からすぐにはレギュラーにならなかったギョーザにも通ずる部分がある)

さらに16話で自身がデスメタル所属の賞金稼ぎということを明かしている

そもそも正体についても、初めてワイルドブラストを見た時に、本来デスメタルの人間しか知らない筈のデスブラストという単語が出てきたり、アラシとの再会時にフリーダム団の仲間であることを忘れていたり、ゾイドの森にてアラシ達がデスメタル兵と揉めている時に、自分は物陰に隠れていたりキャビアの位置が分かっているにも係わらずアラシに教えなかったりギャラガーと遭遇し、アラシとの関係に便乗してベーコンに助けを求めた際には、半泣きになっていたオニギリとは対照的に非常に軽い態度であったり、アラシが賞金首になった後にしょっちゅう現れる等、初登場の時から正体の伏線は出ていたりした。


ワイルドブラスト発動時はアラシと同じように左目は三白眼になるが、右目は特に変化はしない。


本格登場回のサブタイトルは「掴めお宝!サソリゾイドの女!」と明らかにあの歌を彷彿とさせるフレーズが入っていた。

また、偶然にもペンネ役の小松未可子女史も蠍座である。


関連イラスト編集

ペンネたん


ペンネとママとスコーピア

(画像奥が母親)


怒っているペンネちゃん


ペンネ


センシティブな作品

関連タグ編集

ゾイド ZOIDS  ゾイドワイルド

フリーダム団   スコーピア

ピンク髪


イオリ・セイ:中の人繋がり。手先が器用な点も共通する。


スティンガー:赤いサソリ型ゾイドを愛機とする悪徳賞金稼ぎ繋がり。ただし基本自己中の悪党なうえに、愛機をあっさりと切り捨てた彼と違い、ペンネは相棒を大事にしており、悪事も他者のため且つ良心の呵責に苦しんでいた。

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