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駆けろ!ハンターウルフ!俺の魂と共に!

概要編集

CV:内田雄馬


白髪と褐色肌が特徴的な少年。初登場は28話。

性格は無口で後に相棒になるハンターウルフに育てられ、ひたすら強さを求めている賞金稼ぎでもあるゾイドハンター。ベーコンの影響からか、挨拶は「チャオ」である。

普段は右目が隠れているがワイルドブラストの際には右目が隠れなくなる。(これは後に仲間になったヨウカンと同じ。)


強さに関しては非常に貪欲で野生のクワーガペンネオニギリを誘き出すために襲う等、敵とみなしたものに対しては手段を選ばない一方で、ゾイドの言葉や心を理解できる一面もある。また、非常に視力や聴力が良い。


「自分達こそが最強」ということを証明すべくデスメタル帝国に指名手配されているアラシワイルドライガーを倒すことが目的だったが、一戦交えた事がある(後述)ベーコンデスレックスの手にかかった事を知り、共通の敵を持つフリーダム団に加入する。


一方で道を教えられたにもかかわらずその直後に道を間違えたり、目標物が見えているのにズレてしまう極度の方向音痴。また負けず嫌い過ぎてしょうもない挑発に乗った結果アラシと大食い対決をしたり、手配書にアラシとライガーが一緒に載っていたにもかかわらずライガーしか見ておらず相棒がアラシであることを見落とす等の天然ぶりやコミカルな面も少なからず存在する。


また、ベーコンと一戦交えた事があり、彼と同じように強い相手にワクワクするアラシに彼の姿を重ねる程大きな印象を与えたようである。



最強を志した過去編集

周囲から「臆病者のモグラ」と蔑まれている地下都市「トンズラ」の出身で、幼少期はよく喋る明るい性格だった。

初めて外の世界へ出た折、運悪く群れからはぐれたラプトールと遭遇。一緒にいた父・シュガーはあろうことかソルトを置いて逃げてしまい、一人になった彼はラプトールに襲われるが、そこへ現れたハンターウルフがこれを撃退。一度はウルフに怯え逃げそうになるが、逃げないことの気高さを知った彼はウルフに認められ共に成長することとなる。

数年ぶりに帰ってきた故郷で再会を喜ぶ両親を、相棒となったウルフが育ての親と言い張り冷たくあしらった。


一方、自宅でアラシに子供を見捨てた理由を問われたシュガーは真実を語る。

あの時ソルトを連れて逃げ切れないと悟った彼は自ら囮になってラプトールを引き付けた···が、夢中になって走り回った結果極度の方向音痴が災異して見知らぬ土地に迷い込んでしまい(つまりソルトのそれは親譲りである)、一ヶ月掛けてなんとか戻ってきたが既にソルトの姿は無く、その後もあちこち彷徨っていたが遂に見つからなかった。



その後、デスメタル帝国が返り討ちにしたレジスタンスを追ってトンズラを襲撃。逃げ遅れた子供を助けようとする父の姿を見たソルトは考えを改め、アラシと共に迎え撃つ。Zボーイズのデスブラストに苦戦するが、ペンネとオニギリのアシストで包囲網を脱出。地上に出た後は、「またデスメタルに襲われても逃げきってみせる」と意気込む両親に対して「仲間と共にデスメタル帝国を倒す」と宣言し、不器用ながら和解した。


余談編集

ゾイドアニメでは恒例のオオカミモチーフゾイドを愛機にする主要人物だが、これまで主要人物としてのオオカミゾイドパイロットは序盤から登場していたのに対し、中盤からと遅い登場になった(立場的には追加戦士相当)。


オオカミゾイド乗りの賞金稼ぎという点ではアーバインバラッド・ハンター(特に後者も当初は青いオオカミゾイドであった)に、ゾイドの言葉を理解できるのは、ビット・クラウドに似ており、(中の人繋がりでもあるベーコンからソルトも影響を受けている)視力の良さやどこか抜けている性格なのも共通している。


またサンラータン同様、初登場時点で既にワイルドブラストを会得しており、最初のポージングやゾイドと共に行う次のポージングに独自のポーズがあるのも共通している。


関連タグ編集

ゾイド ZOIDS ゾイドワイルド

ハンターウルフ フリーダム団

方向音痴

バラッド・ハンター…味方の青い狼型ゾイドを操る、目的のために手段を選ばない賞金稼ぎの「ハンター」繋がり。

アーバイン…味方の狼型ゾイドを操り、当代最速の四足ゾイドを操る賞金稼ぎ繋がり。

ビット・クラウド…ゾイドの言葉を理解し、非常に視力が良い人物繋がり。

ロロノア・ゾロ…強さを追い求める、賞金稼ぎ、主人公のチームに加わる、極度の方向音痴、という点が似ている。









※以下ネタバレ注意














「やるな……!」


デスメタル帝国における最終決戦にてギャラガーの下へ赴くアラシを援護するため、ヨウカンと共にフォアグラと対峙。

強化されたナックルコングに苦戦しつつもキャンディカブターと連携し火薬庫に突き落とす事に成功するが、脱出を妨害されて爆発に巻き込まれ、目標としていたデスレックスと対峙する事が叶わぬまま、ウルフ共々消息を絶ってしまった

決戦後も姿を見せず死亡したものと思われていた(アラシは「ワクワクすることがあれば必ず現れる」と生存を信じていた)が、最終話EDでウルフ共々無事な姿を見せており、シメジ(9話でアラシ達と交流した少年)からペロペロキャンディーをもらった際に、いつもの挨拶をしていた(一応、消息不明となった49話のミニコーナーでは僅かではあるが何食わぬ顔で登場しており、生存を匂わせていた)。

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