概要
アニメ『ゾイドワイルドZERO』(と『ゾイドワイルド2』)および続編の『ゾイドワイルド戦記』と『ゾイドワイルド列伝』に登場するアイテム。
帝国軍が保有する兵器ゾイドの目にもれなく取り付けられているバイザーであり、アニメで判明した正式名称は「ゾイドオペレートバイザー」(ZOIDS OPERAT BIZER) 。
アニメではもっぱら「ゾイドオペレートバイザー」「オペレートバイザー」と呼ばれており、略称はキットのカタログのみでしか用いられていない(逆に正式名称はあまりキット関係では目にしない)。
視界を塞ぎつつゾイドの意思を抑制(半ば洗脳に近い)し兵器としての性能や扱いやすさを向上させる。
一方で、ゾイドコアに著しい負荷をかけ寿命を縮めるというデメリットを孕んでいる(歴代シリーズで言う機獣新世紀シリーズのバトルストーリー内で使われたオーガノイドシステムや前作『ゾイドワイルド』のデスメタルキー並みにゾイドにとっては悪魔の道具と言える代物である)。
また、ガトリングフォックスの例を見るに自我が強すぎるゾイドには効果が薄い分負荷も大きくなってしまうらしく、フォックスは数日で今すぐにバイザーを外さなければ手遅れになるほどの速度で寿命をすり減らしてしまっていた(ボーマン博士により解除された)。
いわばゾイドの手綱、リードといった存在だがライダー(搭乗者)側の操作が何らかの形で途切れれば解除されてしまうらしく、ジェノスピノを操縦していたアルドリッジがディアス中佐の策により意識を失ったと同時に操縦システムが一度シャットダウンしたことでバイザーの機能も解除されたのか、制御がなくなったジェノスピノは自我が戻り自らの意思でほとんど暴走といえる進行を始めてしまった。
大半が紅色だが、スナイプテラ(エース機)やバーニングライガーなど機体カラーが赤い系統のゾイドには緑のものが装着されている(例外として、機体カラーが蒼のサイコジェノスピノは緑)。
なお、バーニングライガーのキットでは上記のような危険なアイテムではなく、「ライダーのタイミングで潜在能力を引き出すためのアイテム」と説明が変わっている。
余談
シェリー・ハントの発言から、一応共和国軍も所持していることが示唆されている。
キットにて確認できる兵器ゾイドのバイザーの下の目は 生気を感じられない銀一色となっている。操られて瞳のハイライトが無いことを示しているんだろうか··· 。