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ピクシブ百科事典

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CV稲葉実

概要

やや長めの髪の毛と整えた口髭、やや目付きが鋭い老人。

帝国軍の最高科学顧問且つ最重要人物であり、以前にディアス中佐レオサリーバスに説明した耐Bスーツやz-oバイザーを開発し、更に帝国軍の科学技術が発展する要因になった「帝国軍に寝返った才能ある科学者」その人でもある。
「最強のゾイドを作り出す事に生涯を捧げた」と自認する程、最強ゾイドの創造に執着し、それを実現する上で環境や資金面で優位と判断した帝国に鞍替えしたとされる。

帝国ではメルビル少尉を助手に据えて研究活動を行っていたが、一技術者でありながら軍部では将官級の権限が与えられており、時に政治犯及び戦犯の釈放等の、超法規的措置まで自身の一存で決定出来る程その影響力は絶大で、これまで実質的に軍を切り回していたのは彼と断じても過言ではなかった。

物語当初は、伝説の最強ゾイドと謳われていた「ジェノスピノ」の復活に注力していたが、その復活させたジェノスピノがレオのライジングライガーに敗れ、更に帝国がこれ以上の軍備増強に消極的になるや、帝国も見限ってジェノスピノ暴走の件で失脚・拘禁されていたタカ派のシーガルを自身の権限で釈放させると、彼の興した反乱勢力(後の真帝国)にハンナと共に加担、今度はラプス島で発見されたレックス種の亜種「オメガレックス」の復元を推し進めた。

何時しか体の不調に悩まされるようになり、遂には昏倒してしばらく意識不明の状態に陥るが、完全に意識を取り戻した際には何故か、肉体年齢が若返る謎の現象に見舞われている(後に、サリーのペンダントの光を浴び、ランド博士のゾイド因子が活性化して、上記の若返りが起こったと博士自身が推測している)。

前述の状態になって以降、「自分がフランク・ランドである」と信じて貰えないと判断したからか、以降は顔面を始めに、全身を覆うように包帯を巻き付けて、素顔を隠すようになった。

お父様、事件です。



そして、真帝国軍によるネオゼネバスシティの侵攻戦直前、素顔を明かした後に自らがオメガレックスのライダーとして、同ゾイドに搭乗した(尚、その際には髭を剃っていた)。

オメガレックスの荷電粒子砲の火力を利用して、岩盤を溶解させての土中潜行により、ネオゼネバスシティへの奇襲に成功、オメガレックスの力を振り回して首都を暴れまわる。
だが、ギレルの参戦を契機に、ディアスやバーンの活躍、更にリュック帝国軍人達の奮闘によって次第に翻弄されていく。
加えてジェイクソニックバードから放たれたデフレクターによって、荷電粒子砲及びバリアが使用不可能になった所で、ライジングライガーのグラヴィティキャノンがオメガレックスに炸裂、そのまま機能不全に陥ったオメガレックスと共に海底に消えた。

が、コックピット内に配備されていた、携帯用酸素ボンベ等を用いて辛くも脱出に成功したランドは、寂れた港町に漂着した。しかし、まさかのオメガレックス=自らの敗北もあって、心身ともに疲弊して動けなくなっていた所をジャミンガに襲われ掛けるも、腕のゾイド因子の力を使って彼等を制御して難を逃れ、使役したジャミンガを利用して食料等を確保した直後、オメガレックスから取り外したペンダントが輝き出したので、その光に導かれるまま指す方向へ向かった。
そして、たどり着いた先で眠っていたリジェネレーションキューブを発見、起動させようとペンダントを近付けるも無反応だった為、ペンダントではなく自身のゾイド因子の力によっての起動を試み、「私こそがゾイドの王なのだ!(要約)」と狂喜の笑いを発しながらそれを解放した。
だが、何時もなら琥珀色の輝きを発していたそれは、今回は闇のような紫色の輝きを放ち、更に起動の際“機械と一体化したような人間”のヴィジョンを垣間見ている。その後は真帝国には戻らず、単独でキューブの捜索と起動を行っていたが、同時期に真帝国本部に現れた知性を持つジャミンガ曰く「ランドがキューブを作動させた事で、自分達の主が覚醒しつつある」と語っている。

その後、ボルテックスの影響で浮かぶ島にてレオとサリー、そしてメルビルと再会する。ハメルビルの説得も聞かず彼にとっては3つ目となるキューブを起動させた後、キルサイスに搭乗して逃げようとしたが、レオの機転でキルサイスが制御不能に陥って不時着してしまう。
万事休すと思われた矢先、突如周辺に濃霧が発生、それと共に謎のゾイドが現れ、レオ達がそれに気を取られている内にキルサイスを乗り捨てて逃亡した。
以降はギルラプターに乗り換え、最初に見た不気味なヴィジョンや自分のではない他人の記憶に悩まされながらも、ペンダントを頼りにリジェネレーションキューブ捜索を続ける。

何時しか、“レオ達とどちらが多くのリジェネレーションキューブを解放するか”を競うような状況の中、5つ目のキューブを発見した際にメルビル、サリーとの2度目の再会を果たす。しかし、もはや2人の声は届かず、メルビル達を退けてキューブを作動させた瞬間、地下から現れた紫の茨のようなものに地中に引きずりこまれ、そこでこれまで自分を誘導してきたイレクトラ・ゲイトと邂逅する(この時点で彼の目はイレクトラと同じように淀んでいた)。

その後、レオ達とは別にキューブの再起動作業に当たっていた義父・ボーマンを捕らえる形で対峙、ある程度の自我を取り戻したのか、ボーマンの行いを「誤った地球環境の再生」と一方的に糾弾しつつ、「私はイレクトラに選ばれた」「自身とイレクトラの“ゾイド達の為の地球再生”こそが正しい」と主張。
更には、イレクトラ達の過去の経緯と現状、ゾイドクライシスの真相、そして6500万年に存在し現在は眠る超古代ゾイド達のゾイド因子と、自身のゾイド因子が極めて似ている等を語る内に、密かにボーマンを追っていたバーンの奇襲を受けてボーマンを置いて逃走、そして自らその超古代ゾイドゼログライジスに乗り込んで破壊活動を開始する。

ゼログライジスの持つ負のゾイド因子で、地表を金属化させつつ、進行方向にあるキューブを奪いながら進撃、途中でレオの父ジョシュアの残した情報から、ゼログライジスの弱点を割り出した合同軍の策に填まり、そこにライジングライガーの猛攻で一度はゼログライジスを沈黙させられるが、直後にゼログライジスともども、金属の殻のようなものに包まれ、同時に自身もイレクトラと同じ、金属人間のような姿に変貌してしまう。

間もなく殻から脱皮して、再生と強化を果たしたゼログライジスを最後の端末として利用する為、その進行方向にある共和国首都のネオヘリックに向かって侵攻。途中で共和国大統領自らが動かした、ネオヘリックの移民船の特攻によって、ゼログライジスが多大なダメージを受けて、自身もまたそれがフィードバックしたのか、身体の崩壊が始まってしまう。それでも立ちはだかり続けるレオやバーン、共和国と帝国の合同軍を蹴散らしつつ、遂に目標地点に到達、全キューブのシステム書き換えに着手する。
止めようと声を掛けるサリーとメルビルにすら、何の感慨を抱かないランドは、イレクトラに導かれるまま地球の改造を行おうとするが、先の砲撃を突破してグライジス・コアの砲身へ侵入していたライジングライガーが、ゼログライジスのゾイドコアへの直接攻撃を敢行し、ゼログライジスは完全に機能を停止。それと同時に全てのキューブが正常に作動し、イレクトラがキューブから排除・消滅し、それにより肉体の維持が不可能になったランドも同様に、光に包まれ消滅するのだった。

人物像

相応に齢を重ねた科学者なのもあってか、基本的に落ち着き払っているものの、傲岸不遜で上から目線な言動が目立つ。

更に、上記の目的を達する為だけに共和国を裏切っただけでなく、誰に対してもわざとらしい物言い等から、海千山千の食えない人物なのも事実であり、シーガルに加担し結果的にコリンズ准将の名誉を傷付けておきながら、彼の汚名を灌いだ報告に来ていたギレルの前に“墓参り”と称して現れ、そのギレルの怒りを買っても尚「何れ君は私を必要とする」と、忠告とも予言とも取れる発言をする等、多少の余事には動じない底知れなさを見せている。

また、『最強のゾイド』を作る為ならばあらゆる情報を得ようとする勤勉さ(=貪欲さ)を持つが、同時に倫理感を欠いた極めて狡猾な面も秘めており、投獄される予定だったアルドリッジ元少佐を自身の私兵として引き込んで利用したり、あまつさえ最強のゾイドを作るだけでなく、それを実際に戦わせる状況も作り出すべく、既に政治犯として禁固刑になっていたはずのシーガルを開放して再び彼に与しようとしたりと、下手をすれば帝国への反逆と取られてもおかしくないような行為すら厭わない、正真正銘のマッドサイエンティスト

ゾイドに深い興味を示すが、それもあくまで道具や兵器の認識であり、加えて結果主義的な所もあるようで、あれだけ自身が復活に力を注いだジェノスピノが敗れるとあっさり関心を失い、あまつさえそれが後の障害になると判断するや、機能停止したジェノスピノの破壊するように命じている。

但し、メルビルに対して一部の上層部しか知らない、オメガレックスの化石の一部及び、そのゾイドに関する情報を明かしたり、更に自分の過去や心情の一部を話したりと、自身が信頼する人物には多少の特別扱いをする場面もある。
だが、一方でオメガレックス搭乗後のメルビルが、心身ともに疲弊しているのを指摘(後の叛乱の旗印としての利用価値故に)したシーガルに対し、ライダーの替えは幾らでも居る(要約)として一顧だしない、メルビルを引き取った真意を狂喜染みた調子で語る等、既に最強のゾイドを作る以外の興味が、消滅している節も垣間見せている。

ライダーとしてはゾイド因子で心身を強化しているのもあってか、ジェノスピノと同等以上の性能を持つオメガレックスを、問題なく制御する程の技量を有し、更にレオと同じく耐Bスーツなしでも、マシンブラストの負荷に耐えうる芸当が可能。
反面、自身と自らのゾイドを過信し過ぎる嫌いもあり、オメガレックスの生命線である荷電粒子砲が封じられた際には、それでも尚オメガレックスの絶対性に固執して無茶な強行に走る等、若返りの影響か追い詰められると感情的になって、冷静さを失う場面すらあった。

尚、真帝国離脱以降は自らが『ゾイドの王』にならんと暗躍しているが、ジャミンガやメルビルの発言からすると、ジャミンガの語るに無意識に操られているらしい。
但し、イレクトラの考えに(部分的にでも)共感したからか、上記の通りある程度は自我を残している風な言動も見せている……が、ゼログライジスに搭乗してから彼が発言する度に、イレクトラの幻影が重なる演出がされている事実から、両者の思考が完全にシンクロしている……かと思われたが、飽くまで偶然の一致に過ぎなかったようだ。

正体

サリーの母親(クリスタ)の名前を知っている等、前々から伏線は張られていたが、彼の正体はサリーの実の父親である。
クリスタとは彼の妻であり、そのクリスタはボーマンの娘でもあった為、彼とは義理の親子の関係になる。

ボーマンよりも老けているが、これはサリーとボーマンが移民船本船から離脱した小型艇の中でのコールドスリープによって、自身の成長を一時的に止めていた為、彼だけが年月を重ね続けた結果、この時点でボーマンと同じかそれ以上の年齢に達してしまったからとされる。

身体能力も見た目に反してかなり高く、サリーを助けようとしてレオが放ったアンカーを片腕だけで受け止め、逆に彼を引き摺って手繰り寄せると、老人とは思えない驚異の膂力を見せ付け、それ以前にも自らが産み出したジャミンガに、同じく右腕をかざすてその動きを一瞬だけ停止させた(ように見えた)状況もあったりと、幾つか特殊な能力の片鱗を見せていたが、実は普段こそ隠しているものの、その右手は現在のレオとほぼ同じく完全に機械化されている。
しかし、上記の能力を使った反動なのか、自身の腕に殺され掛ける悪夢を見ると、精神的な不安のようなものも抱えている。

かつて、ゾイドの復元研究を行っていた際の事故で、大量のゾイド因子を浴びて以降この体になってしまったとされ、それからはゾイドが持つ強い闘争本能を感じ取れるようになったと答えるが、次第に兵器として最強の存在に改造してやる事こそ、ゾイドの本当の在り方とする考えに取り憑かれ、それがあくまでもゾイドと人間の共存を唱えるボーマンとの対立の原因となった(但し、“最強のゾイドを造る”思想は生来のものであり、「腕の変異によりそれが悪化・狂気と化した」とボーマン博士はサリーに語っている)。

ちなみにレオと異なり、彼が浴びたゾイド因子は劣悪な代物であったらしく、それが原因で腕の制御が効かず、精神が歪み始めたともボーマン博士が語っている(これらの事実から、レオとランドに起こった機械化現象は、厳密にはゾイド化現象と呼ぶのが正しいと思われる)。

家族写真では優しい表情を見せていたが、上記の思想に妄執するようになって以降は、幼い頃のサリーに穏やかな調子で弱肉強食の摂理を語ると言う、父親として異質な接し方をしており、後にそれを思い出したサリーを戦慄させている。

更に前述のメルビルへ真意を語った際には、実の娘のサリーを「只の人間」と吐き捨てており、最早人として交情すら失っている。

後にボーマン博士の回想によると、過去にゾイドの攻撃性を数倍まで高める『ゾイド因子Ω』を発見したが、本来の職務を無視した暴走だった為に、称賛を得られず咎められてしまい、「それが歪みのきっかけになったのでは?」と後悔の言葉を漏らした。

余談

ランド博士役の稲葉氏は前作でタンマ村の村長を演じており、続く『ゾイドワイルド戦記』ではナレーターを務めている。

ファミコンソフト「ゾイド2 ゼネバスの逆襲」の黒幕の名前も「ランド」であり、帝国を裏切って単独で共和国に進攻したり、自分が「真の王」だと名乗ったりと、動向もどことなく似ている。

関連タグ

ゾイドワイルドZERO 帝国軍(ゾイドワイルドZERO)
マッドサイエンティスト 毒親

スティーブ・トロスシリーズ2作目に登場。技術者かつヒロインの父親との共通点がある。
ただし、彼の場合はお調子者だが家族と仲間を大事にする善人である。
アルファ・リヒター:メインキャラの父親かつ悪役の共通点があり、更に実子含めた周りの人間を『ただの物』としか思わない点も共通している。

ドクター(僕のヒーローアカデミア)中の人繋がりかつ敵側のマッドサイエンティスト繋がり。

氏子達磨:こちらも中の人が同じマッドサイエンティスト。
蛮野天十郎ヒロインの父親でマッドサイエンティストと言う点が共通している他、自分の子供に一切の情を持たず、研究材料扱いしていたり、物語の鍵を握る主人公サイドの科学者とかつての仲間だったが、後に決別している点も共通している。

ミカムラ博士:技術者かつヒロインの父親で敵側に寝返った。
時縞ソウイチ:技術者で拉致されたものの、敵側に寝返った毒親で敵側の機体の開発にも関わったが、こちらは主人公の父親。

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