概要
CV:浜田賢二
帝国軍所属の軍人。現時点ではフルネームは判明していない。リュック隊長の部下であり、彼の指揮伝達の元に動いている。第2話にてバズートルを駆り、サリーを匿うレオの前に立ち塞がる。
サリーのペンダントの力で進化したビーストライガーに対しては懐疑的で、リュックからの召集を受け基地を訪れた際に先の戦いで角をビーストオブクローで両断されたリュックのキャノンブルを目の当たりにしながらも民間ゾイドと侮っており、帝国軍の包囲網から逃走を図るビーストライガーにミサイルや火砲による猛攻を浴びせるが、煙の中から不意を突く形でビーストオブクロー破(ブレイク)を受け、バズートルは沈黙。彼自身は負傷こそ免れたものの、一民間ゾイドに負けたという事実が受け入れられないのか、それを尻目に走り去っていくレオ一行には目もくれず、一心不乱に操縦桿を動かし続けていた。
その後しばらくは登場せず、ジェノスピノによる共和国侵攻作戦やランド博士が一部の帝国軍将兵を率いて蜂起した時などの重要局面でも姿を見せなかったが、第30話のネオゼネバスシティ攻防戦でノックス大尉と共に再登場。リュック隊長の指揮のもと、ランド博士の操るオメガレックスの前に窮地に陥ったレオ達に加勢し、バズートルによる援護射撃を行った。
余談
シェル役の浜田氏は岸尾氏に続くアニメゾイドシリーズ出演経験者で、浜田氏も『ゾイド-ZOIDS-』ではガイロス帝国側の軍人にしてカール・リヒテン・シュバルツのライバル?的な存在であるラルフの部下のミューラーを演じ、『ゾイドジェネシス』ではソラノヒトのユウロを演じていた。しかも前者はブラックレドラーや3Sを、後者はデカルトドラゴンを駆り、飛行ゾイドに搭乗して最終的には撃墜され、死亡するという奇妙な共通点がある。
また、浜田氏は『ZOIDS VS.Ⅱ』をはじめとしたゲーム作品のシリーズでガイロス帝国側の主人公であるコウキ・デモンを演じていた。