概要
地球でのリジェネレーションキューブの起動が不完全だった故Ziフォーミングが完全に実行されなかったために生まれた謎の存在。一応ゾイドに分類されるようである。
ヴェロキラプトル種のゾイドかディロフォサウルス種ゾイドの骨格に似ているが、全身が錆びて苔のような色がつきボロボロになったような姿(サイズは人間と比較してキット版やアニメ第1期版に近い)。その見た目と緩慢でぎこちない動きから視聴者にはゾンビゾイドと呼ばれることも。
通常ゾイドに比べれば人間用の火器を数発撃ち込むだけで倒される程遥かに弱いが、一般人からすれば十分に脅威。リュックからは「ゾイドのなり損ない」、バズからは「本来は存在するはずがない」と言われている。
喋るジャミンガ
「人類よ 我らに協力せよ」
「我らに 協力せよ」
「狙われた真帝国基地」から登場する、特殊な個体。とある存在の配下。
目が紫色に光っているのが通常の個体との見分け方。機械生命体らしく、エフェクトが掛かったくぐもった声で喋る。
真帝国の基地に圧倒的な数で押し寄せ、協力を要請した。
耐久度は通常の個体と同等らしく、アルドリッジやシーガルの銃撃であっさり倒れるもののすぐさま別の個体が変異して喋り出すのできりがない。
頭部から謎の電波のようなものを発することができ(キルサイス指揮官機や原始ゾイドのそれに近い)、耐Bスーツを着用している場合ゾイドライダーはゾイド共々洗脳され操られる危険性を孕むことになってしまった(オメガレックスなどXL型ゾイドすらコントロール出来る)。
しかし、後に帝国軍と共和国軍の合同軍がジャミンガの力を解析した結果、乗っ取られない新型スーツが作られた。
最終話にて通常の個体共々、改めて始まったZiフォーミングの影響で全て消滅し地球上から一掃された。
備考
『ゾイドワイルド列伝』「獅子の飛翔」では流石にこの造形の立体化は難しかったためか、ラプトールと思わしき骨格を流用している。