概要
惑星Ziや地球由来ではない特殊なゾイド。アニメ版では「超古代ゾイド」と呼ばれている。
惑星Zi由来のゾイドは琥珀色の純粋な正のゾイド因子を持つが、原始ゾイドは禍々しい紫色の負のゾイド因子を持つ。イレクトラが語るところによると、ランドがかつて浴びたゾイドの攻撃性を高める特殊なゾイド因子「ゾイド因子Ω」と極めて性質が酷似したものらしい(イレクトラが目醒めたのもランドがΩでリジェネレーションキューブを再起動させたからと思われる)。
アニメ44話の次回予告では、サリーが「他の宇宙から飛来したゾイド」と発言している。
この発言を文字通りに解釈した場合、ゼログライジスは惑星Ziに由来しないどころか、アニメの舞台である宇宙には本来存在しない(平行世界の宇宙に存在する?)ゾイドという前代未聞の存在であることになる。
眼の部分が兵器ゾイドのZ-Oバイザーのようになっているが、これはゾイドコアと直結した眼球が多数並んだ「アイブレイン」を保護するようなパーツであり、広い視野を誇る。
その証拠に、最終話にて前回の共和国の首都となっていた移民船の特攻と自爆で右半身に大ダメージを負ったゼログライジスの右眼はバイザーのようなパーツが取れ、眼球らしいパーツが露出しているのが分かる。
更にボディ自体もボーンフレームが無く、骨格とアーマーが一体となった強固な装甲を持つ。ボディ内部には毒液「バイオアシッド」が満ちており、コアリアクターの働きで全身を循環する。バイオアシッドが表面に浮き出た紫色の「リアクターライン」はさながら血管のようであり、機動力の上昇や士気の高揚に応じて強く輝く。
Zキャップは兵器ゾイドと同型だが、別物と思われる。
本能解放にあたる機能は進化解放(エヴォブラスト)でも兵器解放(マシンブラスト)でもなく、原始解放(ゼロブラスト)となっている。
戦闘能力が極めて高いと目されていること以外は未だに謎が多いゾイドであるが、先述の異質な特徴の数々から第三勢力のゾイドである様子。
ちなみに続編『ゾイドワイルド戦記』では同じく骨格とアーマーが一体となった装甲を持つ地球外ゾイドのバーニングライガーやゼノレックスが登場するが彼らは原始ゾイドではない(ちなみにZERO第45話において、気を失ったランド博士の夢という形でゼログライジスの記憶の一部が描写された際にバーニングライガーと思しき謎のライオン種ゾイドが4体、ゼログライジス達に対峙する形で先行登場?している)。
キット版ではかのゼネバス帝国のマークのシールが付属しているが、関連性は不明。
原始ゾイド一覧
関連動画
関連タグ
ゾイドワイルドZERO(ゾイドワイルド戦記、ゾイドワイルド列伝) ゾイドワイルド2 進化ゾイド 兵器ゾイド
???:原始ゾイドでないにもかかわらず同質のゾイド因子を有しているゾイド。