サイコジェノスピノ
さいこじぇのすぴの
※全て推測
英表記 | PSYCHO GENOSPINO |
---|---|
番号 | ZWR06 |
所属 | 真帝国 |
分類 | スピノサウルス種 |
骨格分類 | 2足巨大恐竜骨格 |
異名 | 不明 |
全長 | 13.7m(推測) |
全高 | 6.5m(推測) |
重量 | 不明 |
最高速度 | 不明 |
発掘地域 | 不明 |
兵器解放技名 | 不明 |
搭乗者 | Rサイコシステム |
ステータス |
|
武装 |
|
装備 |
|
クラス | XL |
動力 | モーター |
発売日 | _ |
価格 | _ |
組立時間 | _分 |
『ゾイドワイルド列伝』の世界における、真帝国軍の残党によりかつて『ゾイドワイルドZERO』にて世界を壊滅に追いやったゼログライジスの因子を培養し開発されたジェノスピノの亜種。
とある人物の思念を宿したRサイコシステムとゼログライジスの因子を併せ持ち、これらのシステムにより戦闘能力を飛躍的に高めている。
青紫色の骨格はゾイド因子を吸収するリアクターボーンとなっており、口腔内のA-Z火炎放射器はA-Zインフィニティバスターへと換装されている。
リアクターボーンからゾイド因子を吸収し、背部のサイコジェノソーザーやインフィニティバスターに充填することで高い攻撃力を発揮する。
なお劇中の描写からすると帝国軍で保管されているジェノスピノとは別個体であり、原始ゾイド特有の負のゾイド因子を持ちながらもゾイドコアの色はあちらの紫ではなく通常の琥珀色のようだ。
劇中での分析によると「今後ゼログライジスに準じた成長を続けていくだろうということ。おそらくまたこの星全体をこの星のすべてを浸食する存在になるだろうということ。」(原文ママ)とあり、進化しやがてはゼログライジスと同等の地球を侵食する脅威になり得る事が示唆されている(『ZERO』における通常のジェノスピノがゾイドクライシスに便乗して地球の1/3を破壊して回ったことが明かされているため、実際可能性がないとも言い切れない)。更に装甲の厚みや耐久度も通常の個体から強化されており、ライジングライガーパンツァーに胸部へライジングバーストブレイクを撃ち込まれるという『ZERO』のジェノスピノと全く同じ攻略をされたものの、胸部の装甲を破るのがやっとでありゾイドコアに届かなかったことからその進化度がうかがえる。
「フッ···。フハハッ!!真帝国は今、蘇った···!!このサイコジェノスピノと共にな!」
かつてゼログライジスに乗り世界を滅ぼさんとしたフランク・ランドの思念を宿した装置。
真帝国軍残党の研究者達が所持していた。
これにより、無人でありながら事実上のゾイドライダーとなって、リスク無しでサイコジェノスピノを操る事ができる(というより、ランドがサイコジェノスピノを新たな肉体・依り代として再び現世に再臨したと言ったほうが正しいか)。故に劇中でも触れられているが、心理的な牽制などは効かない。
『ZERO』最終回にてレオとライジングライガーによりゼログライジス諸共撃破されたことで消滅していた筈のランドだが、ゼログライジスも復活を果たしていたことから彼も完全には消滅しなかったか何らかの形で蘇った可能性がある(イレクトラがリジェネレーションキューブの暴走に巻き込まれて“ゾイド人間”に生まれ変わったようになったことに似た過程を経たか、彼も“ゾイド人間”になったことが関係しているのかもしれない)。
恐らく“R”は博士の名前の「“R”AND」から。
「破滅蒼龍、出現」
真帝国軍残党の研究者により完成させられ起動、再び地球を作り変えんとすべく進行を始める。
駆けつけ、コアドライブシステムで迎撃してきたブレイズ大尉、ハンス、ポーラのバーニングライガーのうちハンナ機とポーラ機を圧倒的な力の差で蹂躙。テレパシーで真帝国として宣戦布告する。
加勢したリューク大尉のゼノレックス・バスターXAの射撃に一瞬たじろぐも意に介さずマシンブラスト、リュークとゼノレックスへ向けてサイコジェノソーザーを降り下ろすもブレイズのバーニングライガーが身を挺して庇う。
ブレイズがライガーと自分ごと吹きとばせとリュークに命じる中、サイコジェノスピノもまたライガーごとリュークとゼノレックスを葬ろうとするが···
「大いなる獅子の末裔」
クエイド中佐の操縦するライジングライガーパンツァーの改良型ロングレンジバスターキャノンの砲撃によって遮られ、バーニングライガーの撤退を許してしまう。
ゼノレックスと戦い続けていたが、そこへパンツァーに乗り換えたブレイズが合流、再びキャノンの一撃を食らう。
続けざまにゼノレックスとライガーの同時射撃を食らい、キャノンをパージしたライガーにライジングバーストブレイクを胸部へ打ち込まれるもかろうじてゾイドコアを露出させられるに留まり、カウンターとしてソーザーでゼノレックスを瀕死に追い込み撤退(地の文によると、長時間の戦闘でギリギリゼノレックスを完全に葬れなかったことが明かされている)。
「平和をもたらす翼」
廃虚でゼロブラスト状態のまま起動停止しているゼログライジスの負のゾイド因子を補給・回復とさらなる進化を目標に進行していたが、
ブラッドロック崖上よりゼノレックス・ストームXAのミサイルによる誘導攻撃でこちらを向き、一同を殲滅せんと向かおうとするもそれは向こうの仕掛けた狙い通り。
ブレイズが操縦するライガーの超長砲身型ロングレンジバスターキャノン強化型の一撃を食らうも、平然と耐えきってみせる。
効果がないと思われたが、それは図らずもゼノレックスのトドメの一撃へ繋がっていた。
そこからキャノンの砲撃の軌跡に乗って突撃してきたゼノレックス・ストームXAの「アサルトエクスストーム」で身体を真っ二つに切り裂かれてゾイドコアを抜かれ、
「くそぉおおお、完全生命体たる私がぁあああああ!」
と断末魔を上げRサイコシステムは破壊され、ランド博士の人格は消滅。
ゾイドコアもゼノレックスにより噛み潰され、完全に撃破された。
名前やカラーリング、別のゾイドから培養された因子で作られた設定からゾイドの種類は違うがサイコジェノザウラーがモチーフと思われる。
ただしあちらはどちらかというと進化後のゾイドから因子を培養して作られている。