スペック
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概要
第一次大陸間戦争時代に暗黒大陸の複雑な地形に対応する為に開発された、ヘリック共和国軍のシェパード型の高速戦闘ゾイド。最高速度が330km/hに達するという高レベルの機構になっている。
首部の両側に装備された二本の槍型武器クロスソーダーを駆使した高い格闘戦能力を持ち、格闘戦のみならずアクティブレーダーを活かした索敵や偵察活動、背部のハインドバスターを始めとした火器により中距離砲撃戦にも対応可能な万能機体である。
戦闘総合力は、通常時で28ZEPとなっている。
また、背部のパワーコネクターに装着する専用のグレードアップユニットとしてハイパービームガンがあり、砲身の基部にあるレーザーサーチャーで目標を捕捉し、ドラム型のブースター部の回転により増幅されたビームを撃ち出して目標を破壊する。バトルストーリーでは、グラハム大尉がこの装備を搭載し、デスザウラーの改造機を撃破するなどの戦果を挙げている。
ハイパービームガンは、他のグレードアップユニット規格に対応したゾイドにも装備可能だが、安定性が低下してしまうというデメリットがある。
ジーク・ドーベルとは、互いに機体コンセプトが似たライバル機である。
バリエーション
ケン専用機
『電撃ホビーマガジン』にて連載されていたライトノベル『ゾイドジェネレイションズ』に登場する、ジン遊撃隊に所属するケンの個体。
基準機と比べて若干機体重量が増加したが、スピードは落ちていない。
強攻偵察機能に特化し、バイオゾイドに通常の火器の効果が薄いこともあって、ブレストボンバーが複合センサーユニット「トオツツミ」に換装されている。
また、クロスソーダーの1本をメタルZi(リーオ)製の槍の「ムラクモ」に換装している。
キット
ビルドインパワーパック方式を採用した初のゾイドで、小型ながらもモーターによる電動歩行を実現。旧ゾイドシリーズ末期においては、このハウンドソルジャーと同じくパワーコネクターを内蔵し、規格を統一したゾイドが主流となった。使用する電池は単3電池1本で、スイッチをオンにすると口を開閉しながら歩行する。
また、背部のパワーコネクターに別売りのグレードアップユニットを取り付ける事が可能で、ハウンドソルジャー用のハイパービームガンをパワーコネクターに装着すると歩行時に砲身のドラム部分が回転するようになる。砲身は上下に仰角可能だが、射角を変えてもドラムの回転ギミックは維持される。
設定上では各ゾイドに対応したグレードアップユニットを装着しないと性能の低下を招くような記述があるが、無論キットに関してはそのような事は関係なく、様々なグレードアップユニットの換装が楽しめる。更にコックピット内部の目を外したスペースに発光ギミックを備えた別売りのアイフラッシャーに取り付けて目を発光させる事もできる。
2005年には、アニメ『機獣創世紀ゾイドジェネシス』放送に併せて再生産され、成型色も装甲が青と白から濃淡二色のブラウンに、フレームが黒からダークグレーに、クロスソーダーが青からダークグレーに、ハインドバスターと目が金メッキからダークグレーへと変わり、ヒロイックなカラーリングの旧モデルからミリタリー調の渋いカラーリングとなった。
旧版ではユーザーが直接組み立てる方式だったモーターボックスは組み立て済みとなり、シールも新規のものに改められ、関節キャップはガンスナイパー等と同形のもの(赤)に変更されている。ただし、パワーコネクターはそのまま残されているもののグレードアップパーツは発売されず、それについての解説も一切なされていない為、用途不明の謎のパーツと化している。
2007年に開催された『キャラホビ2007』では、ケン専用ハウンドソルジャーが、レーテ専用ブラックライモスとのセットで3500円にて会場限定販売されている。
キットは前述のGZ版ハウンドソルジャーの成型色を変更し、メタルZi製の槍「ムラクモ」と集合センサー「トオツツミ」の新規ランナー(軟質素材製)を追加したもので、「ムラクモ」は左側のクロスソーダーを、「トオツツミ」は胸部の3連ブレストボンバーを外して取り付けるのだが、通常のハウンドソルジャーとして組み立てる事も可能。ただし、パイロットのフィギュアはケンではなく、従来の一般兵士のままとなっている。
余談
関連タグ
ガトリングフォックス・キングライガー:武装の配置のコンセプトが似ているゾイドの例。