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鬼太郎ファミリーの編集履歴

2018-07-05 11:41:13 バージョン

鬼太郎ファミリー

きたろうふぁみりー

「ゲゲゲの鬼太郎」の主人公・鬼太郎を中心とする仲間達の総称。

概要

以上のメンバーの総称として定着している。


最初期の鬼太郎の基本的なレギュラーメンバーは鬼太郎目玉おやじねずみ男の三名で、ファミリーといった呼ばれ方はされておらず、そういった概念すらなかった。

ねずみ男にしても、水木御大の他の短編作品には出没しつつ、雑誌連載時の「鬼太郎」本編では当初エキストラ的描かれ方だったうえに、目玉おやじすら最初期は登場せずに鬼太郎だけで活躍する回まであったほどであった。


砂かけ婆子泣き爺一反木綿ぬりかべの四名は、「妖怪大戦争」のエピソードで鬼太郎とともに戦い、そして果てたという経緯こそあるが、この時点ではあくまで援護要員という扱いでしかなかった。同時にねずみ男も、この時期から本格的にストーリーの主軸として妖怪事件に関わるか巻き起こすのに一役買うトラブルメーカーとしての描写が定着していく。

その後原作・アニメ共に死んだはずのこのメンバーが特に復活の経緯も語られずに再登場し、以降は準レギュラーとなる。


その後、雑誌掲載時はゲストとして登場していた猫娘アニメ第2シリーズにて本来猫好きだった水木御大と東映との協議のうえでレギュラーとして再編、これまで登場していなかったレギュラーヒロインとしての座を定着させていく。このことからファミリー入りの4番手はある意味猫娘とも言える(原作では水木御大の思索もあって時間を要した)。

当時は単にどの作品もヒロインを求められ始めていた、という世間的な傾向もあった。この采配により、猫娘は結果としてねずみ男のけん制役も担うようになり、作品世界や表現の広がりに一役買った。


鬼太郎ファミリーという呼称が定着したのはアニメ第3シリーズからで、この時に『妖怪大戦争』で戦った仲間達が明確にレギュラーとして認知されるようになる。このように他の長寿作品の「ファミリー」と通称されるレギュラーメンバーと異なり、その成立までには紆余曲折があったと言える。


鬼太郎ファミリーと呼ぶようになったのは先の通りだが、仲間という括りではそれ以外にも多数の妖怪が存在し、アニメでは作品によってファミリー以外の妖怪や人間が継続的に登場することがある。油すましや呼子などはファミリーに近い位置づけで関連書籍でも記述されている。5期のED2ではそれらを「鬼太郎一座」と歌の中で名前付けされているものもある。


「ゲゲゲの鬼太郎」だけに留まらず、水木御大執筆による「コミック昭和史」や「神秘家列伝」などの史伝系作品においても、鬼太郎ファミリーは狂言回し的に要所要所で登場し、その中でもねずみ男などがメインの解説役にもなっている。


関連項目

ゲゲゲの鬼太郎

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